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5月27日、私の日常も始まった【Fリーグ2023-2024 ディビジョン1 第1節】

いよいよ今シーズンのFリーグが開幕!
ちょうど区切りがいいので、今シーズンは毎節、観戦記を書いていきたいと思います!いつも思いつきで始めて頓挫しますが、今回こそは続けます!(たぶん!)

開幕に向けた超個人的注目トピックスは「ウルスポ」に書きましたので、ぜひご覧ください。
https://ultrasports.jp/shoco-futsal-fleague-2023-2024-super-personal-hot-topics/

湘南ベルマーレ vs エスポラーダ北海道 2023/5/27@小田原アリーナ

今シーズンのオープニングゲームは湘南vs北海道。
小田原アリーナは「お祭り感」も魅力のひとつです。毎回、何を食べようか迷うほどたくさんの飲食ブースが出ています。

フットサルリボンのブースもありました。

フットサルリボンは1,000円以上の寄付でグッズがもらえるので、今回はラバーバンドを。

湘南(緑)と北海道(水色)だそうですが、「湘南はもっと黄緑でしょ!」と各所からつっこみがあったとかなかったとか。私は「緑と青の~」だからふたつとも湘南だと思っていました・・・(笑)

フットサルリボンについての私の思いはこちら
https://note.com/sho_coco/n/n32f024748e39

中落ちカルビでしっかり腹ごしらえを済ませて、いざキックオフ!

誰かにとっての大切な一戦は1秒でも見逃したくない

ジャッピこと本田真琉虎洲選手が今シーズンのオープニングゴールを決め、記者席にごあいさつに来ていた湘南の佐藤伸也社長と「昨シーズンは出場時間が少なかった若手もイキイキとプレーしている」「あのセット(牛迫蒼海、高橋広大、堀内迪弥、萩原真夏)はサイズ感もあるしフィジカルも強くて良さそう」なんて話をしていた直後、牛迫選手が追加点!2-0で折り返した第2ピリオドでも開始わずか19秒で追加点を挙げた湘南が、10-3で大勝を収めました。

ホームでの湘南はより強く、先制した試合は勝率が高い。そして、特別指定選手の前川尚志選手はこの試合でFリーグデビュー&初ゴールをマークしました。年間で百何十試合が行われ、中には大味な試合や見どころの少ない試合もあります。でも、誰かにとって、または誰かの大切な人にとっての初めての試合であったり、最後の試合になったりするかもしれないので、いつも「どの試合も1分1秒も見逃したくない」という気持ちで見ています。この試合も前川選手の初ゴールという輝かしい記録を目撃することができてよかったです!

嵯峨監督が「とにかく上手」と評価する選手とは

さて、大敗を喫した北海道ですが・・・。2得点を挙げた山田優介選手が印象に残りました。湘南GKフィウーザ選手にぐいぐい迫り、隙あらばゴールを目指す姿勢。ラインを割りそうなボールを最後まで追いかけ、パワープレー返しを浴びそうなシーンでも体を張ってブロック。あと一歩を出せるか出せないかって、それこそ三苫薫選手になれるかどうかという大切な要素だと思うんですよね。得点という結果もさることながら「なぜ得点が生まれるのか」が表れているようでした。

試合後に嵯峨祐太監督に山田選手について聞いたところ、「トレーニングを見ていてもとにかく上手。ずっとサッカーをプレーしていた選手なので、本人は「まだフットサルは分からないところがある」と言っていますが、もっと自分の持ち味を出してもらって高めていきたいと思っています。本当におもしろい選手なのでこれからもっと活躍してくれるのでは」とのことでした。これからの活躍が楽しみです!

アイスで今シーズン初観戦の締めくくり。

名古屋オーシャンズ vs しながわシティ 2023/5/28@パロマ瑞穂アリーナ

翌28日はパロマ瑞穂アリーナへ。
関東以外の試合は中継、配信でチェックすることも多いですが、オーシャンカップで優勝した新生・名古屋とディビジョン1初戦のしながわの対戦は「ぜひ現地で見たい!!!!」と居ても立ってもいられず、気づいたら新幹線に乗っていました。

名古屋で信頼を勝ち取るということ

2度リードされながら、逆転勝利を収めた名古屋。アンドレシート選手の同点弾は警戒されコースを切られる左ではなく瞬時に放った右足のシュートから生まれました。脳で判断して体が正確に動くまでの回路がどうなっているのか教えてほしい・・・。

そして、この試合でジーンときたのはキックインやCKを蹴る宮川泰生選手と、オーシャンカップより出場時間を伸ばした金澤空選手の姿です。吉川智貴選手や八木聖人選手、昨シーズンで引退した西谷良介選手が蹴る美しくもある名古屋のセットプレー。昨年のAFCフットサルアジアカップではバックアップメンバーでスタンドから試合を見ていた宮川選手が、絶対王者と称されるチームで重要な役割を担う姿に胸が熱くなります。

金澤選手には、オーシャンカップ決勝のあとに話を聞きました。
立川アスレティックFCでは常にメインで出場する立場だった金澤選手。カップ戦では出場時間が限られていましたが、フットサルだけのことを考えられる環境に身をおいて、毎日刺激を受けているとのこと。「あとは自分の意識次第で大きく成長できるはず」と話していました。所属クラブでの活躍が選出に大きく影響するフットサル日本代表についても「名古屋というクラブで中心選手としてプレーしていれば代表に近づく」「簡単なことではないけど、そういう選手になるためにと望んで移籍してきたので、思い描くプレーヤーになるために一日、一日をがんばりたい」と、とても意欲的でした。この先、さらに進化するであろう金澤選手のプレーに注目です。

しながわのスタートはここから!

しながわのシュートは1試合を通してたったの9本。第1ピリオドに至ってはわずか3本です。そのうちの1本がオウンゴールを誘発して先制するとは、試合って本当に分からないものです。

白方秀和選手がディビジョン1の舞台で名古屋と対戦するところを見られなかったのは残念だけど、白方選手不在の状況でもオーシャンカップより完成度が高まっているように感じたしながわ。岡山孝介監督に質問したところ、チームは始動してから6、7週間で準備が整いスタートラインに立つので、一番きつい時期がオーシャンカップと重なっていたとのこと。開幕節でちょうど6週間経ったそうで、しながわのディビジョン1での戦いはここからが本番です。ディビジョン1での監督経験も豊富な岡山監督、ディビジョン1の舞台に戻ってきた選手たち、初めてこの舞台を経験する選手たちがどんなチームを作り上げていくのか、どのようにF1初年度を締めくくるのか、今からワクワクしています。

▼第1節レビュー
https://www.soccer-king.jp/news/japan/futsal/20230530/1772750.html

それではみなさま、今シーズンもよろしくお願いします!!!

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