EURO2020のゴールデータ
今大会のゴールに関する簡単なデータがDFBアカデミーのサイトにて掲載されていた。
総ゴール数は142ゴール(全51試合)、1試合平均で2,78ゴールという計算になる。
流れの中での得点は105ゴールにのぼり、FKやCKなどのセットプレーから直接生まれた得点はわずか17ゴールにとどまっているそうだ。
FK、CKからの得点率は12%であり、3年前のロシアW杯の44%と比較するとかなり減少している。これに関して、セットプレーにおける攻撃時のバリエーションは進化しているが、それに伴ってセットプレーの守備戦術も同時に進歩していると述べられている。
PKによる得点は9ゴールで、オウンゴールはなんと11ゴール(!)という結果。
前後半における内訳は52ゴールが前半に、83ゴールが後半、延長では7ゴールが記録されている。
ちなみに全ゴールの内、60ゴールがワンタッチシュートによって生まれている。
得点エリアの内訳
得点となったシュートが放たれたエリアは下図の通り。
アシストエリアの内訳
上がグループステージ終了時のデータで、下が全日程終了時のデータ。
グループステージの終了時点と比較して、全日程終了時ではペナルティーエリア内でのアシストの割合が低下している。
一発勝負の決勝トーナメントに入り、攻撃側にとってはBox内への進入がより難しくなったという状況を表していると言えるのではないだろうか。
データ元:https://www.dfb-akademie.de/toranalyse-zur-europameisterschaft/-/id-11009536 (ドイツ語のサイト)
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