いつもとは違うシーズンイン
ロックダウンの影響で2020/2021シーズンが早々に終了して以降、カレンダー的には普段とは異なるおかしな日程で新シーズンである2021/2022シーズンが始まっている。
基本的には欧州のシーズンは(少なくともドイツは)7月1日から始まり、6月30日で終わりという扱いだが、ロックダウンが緩和されてサッカーが少しずつ戻り始めたことで5月辺りから「新シーズン開始!」みたいな感じになっている。
公式戦やリーグ戦終了後のミニトーナメントやフェスティバルは開催されていないが、6月から練習試合がOKになったことで、いつもなら長いシーズン終了後の移行期間に当たるフェーズである6月がガッツリと新シーズンの準備期間にあてられている状況。
もちろんプライベートの夏季休暇に関しては時期のズレようがないため、7月や8月に一度短いシーズンオフ期間が入るカテゴリーが多いが、それでもシーズンのプランニング(準備期間に関して)は普段とは大きく異なる。
今担当しているU12のカテゴリーも6月に多めに練習試合を設定した。7月に入って学校が夏休みに入り今後少しずつ夏季休暇に入る家庭が増えてくるため、なるべく多くの試合をこなすことに重点を置いたためだ。
人数の関係で今週の練習試合が夏休み前最後の練習試合になりそうだが、相手はバイヤー・レバークーゼン。正直今の実力的に結構大きな差があるだろうと予想される。かなり圧倒されるだろうなと。
ただ、選手の移籍がほぼ落ち着き、メンバー構成がある程度固まったこの時期にトップレベルとやれることは自分たちの課題と現在地を知るためには非常にポジティブに捉えられると思っている。うっすらと骨格が見えてきて、かつリーグ戦開幕まで2ヶ月ほどあるこのタイミングで足りない部分を明確にして冷静にプランニングやチームの分析、ミクロ・メゾサイクルの見直しを再度行う期間にあてていければと考えている。
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