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「先生」ってそんなに偉いの??

こんにちは!
今日は、「先生」と呼ばれ続けて偉そうにしている人を見かけた経験と自分が「先生」と呼ばれて偉いんだと錯覚してしまいかけた経験をご紹介します。

▼注意▼
「先生」と呼ばれる職業で自分が他の人より偉いと思っている方はここでご退出をお願いします。お互いに良いことないですからね。

さて、世の中には先生と呼ばれる職業はたくさんありますよね。例えば、医者、弁護士、政治家、教育関係等様々ありますよね。

そんな私は英語講師をやっております。
いろいろと声が聞こえてきそうですが、資格がいらない職業で先生と呼ばれるのは講師と政治家だと思っています。という事で、これ以降は講師の職に絞って書いていこうと思います。

生徒からは〇〇先生と呼ばれますよよね。ただ、保護者や事務の方からも○○先生と呼ばれるのです。私は年上の人からも○○先生と呼ばれるに違和感を感じるのです。なぜなら、その方々に何も価値提供できていないのに先生と呼ばれるからです。
もちろん、生徒の志望校の合格という事が間接的に保護者の方への価値提供になっているのかもしれませんが、それは入試結果が終わらないと分からない事ですし、合格は生徒自身の力で勝ち取ったものと考えています。

さて、私は「先生」と呼ばれる職業にいるわけですが、偉そうな人を何人か見てきました。
反面教師にした場面
①先生と呼ばれることに優越感を感じている人、先生と呼ばないと機嫌が悪くなる人
②自分が偉いと思っているので、自分の要求が通らないと機嫌が悪くなる人
③椅子に踏ん反りかって業務に従事している人

など見てきました。

なぜ、私が上記のタイトルのような考えに至ったかというと時代の考え方だとおもっています。

今の時代、「平等!」が強調されているわけなので、それに私も乗っかっているのかなと自己分析をしています。
平等が強調されているから、「マウントを取られた」などの言葉が一時期流行ったのかなと思っています。(みな平等な前提なのに)「優越性を」アピールされたと感じるのでしょう。

次に私が実際に経験して、これってやばいなと思ったことを紹介します。

現在、東大・京大クラスや医学部クラスを担当しているのですが、私の意見がすーっと通ってしまうんですよね。あるものをリクエストした際に、すぐに通ったり、見つからなかった時は、「いやいや、大丈夫ですよ」って言ったら、「そうとは言わずに、ご用意しておきました」と翌日リクエストしたものが手に入ったりしました。
自分が、最難関大学クラスを担当している(=事実として一番上のクラス)から(感覚として)偉いのかと一瞬、錯覚しそうになったのです。
一番上のクラスだから偉い先生だってことは決してないと思っています。

いつも、錯覚しそうになると、以下の言葉を自分に念じています。

ただ、偉いとかそんなのなくて、それぞれの人の役割が違うだけ。


給料も役割のしんどさや重要度だと思っています…。

あとこのポストにつけたのも、実力もつけてきたという要素もありますが、

行動力と運だったと思っています。


後は、これは自分が勝手に思っていることですが、生徒と先生の関係以外で先生と呼ばれている時ってA「業務上」or B「敬意をこめて」 or C「皮肉で」言われていることが多いと思っています。
職場では慣例的なものでAになりますし、自分の頭の中がお花畑だったらBで取って幸せなんでしょけど、Cで言われていたらぞっとします。なので、自分は教室外・職場外で「先生」と呼ばれたくないです。世の中みんないい人ばかりじゃないですからね。


「時代のトレンド」と「序列のある組織」との間で葛藤している英語講師のボヤキでした。

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