包まれるような水風呂に出会えた話。
ここ最近、サウナにドはまりしている私。
ドラマ「サ道」が放映されるタイミングで熱が一気に上がりました。私以外にも、サ道がキッカケでサウナ好きになられた方も多いのではないのでしょうか。ここ最近、サウナの話題が増えたように感じられます。
そのサ道の劇中で、ネプチューン・原田泰造さんが演じる主人公の"なかちゃん"が訪れた、サウナ好きの間ではファンが多い施設「サウナしきじ(静岡県静岡市)」に先日行ってきました。
サウナを主目的で静岡を訪れるなんて。ちょっと前の私に言い聞かせたら「マジかw」と鼻で笑われそうな勢いです。新幹線を使ってでも行きたいと思わせるサウナしきじ、ホントに良すぎました!
"サウナー"向けのお得なパックがあった!
今回は新幹線を使って静岡を往来しました。高速バスという選択肢も頭にあったのですが、やっぱり3時間座りっぱなしは辛いお年頃なもので。それでも新幹線はバスに比べてお高めなんですよね…。ただ、正規の値段で買うのはちょっとアレだ!と悶々としている中、こんなパックがJR東海ツアーズから(当時は)発売されていました。
最近世間を(良くも悪くも)賑わせている、Gotoキャンペーン関係のお得なパック。首都圏から静岡までの新幹線往復切符と、静岡周辺のフリーきっぷ、そして静岡満喫パスが付いて9,200円…なんですが、例のGoto適用で5,900円程度。もちろん地域共通クーポンも付いているので実質4,900円程度で往復が出来ました。新型コロナウイルス感染症の感染状況がアレなので、今後この施策が続くかわかりませんが、とにかくお得でした。
そして、なぜ前項で静岡満喫パスを太文字表記にしたのか。説明しよう。
JR東海ツアーズのパックのページより引用しますぜ。
★「静岡満喫パス」について
下記対象3施設に入場できます。
(大人のみ。小人(幼児含む)でお申込みの場合は付きません。現地にて別途入場料等がかかります。)
・久能山東照宮(本殿・博物館)、駿府城公園、サウナしきじ
※サウナしきじの利用時間は男女ともに6:00~翌2:00となります。
※施設ごとに入場できるのは1回のみです。
ぬぁんだと!?サウナしきじの入場券も付いているのか!!
このパックの存在に気づいたと同時に申し込みをかけたのは、言うまででもありません。これは行かなきゃとサウナ好きの血が騒いだのでした。
いざ、静岡へ。
12月某日。静岡へ行ってきました。
もちろん感染対策は十二分に。
東京(品川)から静岡まではひかり号で1時間程度。
ぷらっとこだまと異なり、ひかり号も使えるのはポイント高いっす。
道中、車窓から見えた富士山。雲のかかり方が独特でした。
静岡駅に到着後、駅の南口バス停から登呂コープタウン行きのバスに乗り10分少々。ちょっと歩いて見えてきましたよ。あのしきじだ!
しきじが見えただけでも大興奮なのに、名物の「天然地下水成分表」を目にすると「水を!早よ!飲みたい!」と思ってしまう始末。
店内に入ると、サウナしきじを愛する著名人が書いたサイン色紙が飾られていました。偶然さんはやっぱり偶然さんだった。
最高すぎた、とんでもない快楽を得た。
(ここからは更衣室以後の話なので写真はありません)
受付で例の"パス"を渡し、男湯の更衣室へ向かいました。
なんというか、コンパクトな作りなので着替えてから浴室に入るまでの流れがスムーズ。こりゃ愛されるなぁと着替えの段階から感じてました。
服を脱ぎ、浴室に入ると「ドドドドドド!!!」と水風呂脇の滝の音が響き渡ります。これはいいマイナスイオンですねぇ。早く入りたくなっちゃいましたよ。気持ちが更に昂ります。
体を清め、オープニングアクトとして漢方薬草風呂とジャグジー風呂で湯通し。漢方薬草風呂だけでも"ととのい"を感じるほどのクオリティでした。
ととのう前に。と、お持ち帰り自由の名物の天然水を水筒・ペットボトルに詰め、いざサ室へ!
この日は合計4セット。いつもの「サウナ→水風呂→休憩」ではありません。変則的に4セットを味わってきました。
まずはフィンランドサウナへ。サ室内はそこそこ人数が居ましたが"密"になることもなく、安心して蒸されてきました。ちなみに室内のテレビはSBS静岡放送が。とはいえ王様のブランチの午前の部だったので、鶯谷・萩の湯のようなシチュエーションでしたね。
余談はさておき、サ室内の温度は110度程度。そこそこ熱いはずなのに熱さを強く感じないのはしきじマジックなのだろうか。じんわりと身体が温まり、サ室内でととのいそうになったほど。7,8分程度で一旦出ました。
そして水風呂!
あの水風呂!
天然水!
誰もが羨むしきじの水!
説明はいらんでしょう。文章で再現しまっせ。
かけ湯を済ませて水風呂に入ったのですが…
あぁ~~~~~~~~~~
包まれる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんなんでしょうね。あの快感。ホントにこれすごいよ。
いつまででも入っていられそうな心地よさ。
滝の音から解き放たれるマイナスイオン。癒やしの塊。
しかしまだ1セットは中間地点。癒やされるのはつかの間。
続いては薬草サウナ。東京上野の某サウナでは「しき○さんは~」と謳われているヤツの本家っす。
フィンランドサウナと比べて熱い熱い。熱さを感じるぞ!
なんだなんだ、何度だ?と思ったら70度程度。
どうやら気化熱のエネルギーがとんでもなかったようです。
充分に蒸され、1セット目のクライマックスに水風呂へじゃぼーん!
はぁ…癒やされる。満たされた///
無心になって入る水風呂はこんなに気持ちいいのか。
滝にも打たれ、"しきじ水"を口に含み、休憩スペースへ。
…ととのった...これはやべぇ。
日頃の煩悩、悩み、ストレスから一気に開放されたかのような気持ちよさを得られたのでした。
こんな調子で合計4セット、静岡・サウナしきじを満喫したのでした。
お待ちかねサウナ飯。
気持ちよくなった筆者は室内着に着替え、2Fの休憩スペース兼食堂へ。
事前に"しきじ本"を読み、メニューの予習はしていたのですが、予習の段階で迷っていたので現地で決めようと思ってました。
その結果…
ベタに焼肉定食を頼んでみました。"しきじ水"で作られていることでご飯と味噌汁がものすごく美味しく感じたのでした。もちろん焼肉ほかおかず類も。
水分補給も大事なのでセルフオロポもガブガブっと。
でも、"しきじ水"の方がこの日は美味しく感じました。
※ウォーターサーバーがあったので飲みすぎた。。。
初めてのしきじはあっという間に時間が過ぎていったのでした。
施設を出る際にちょっと寂しくなりましたが、またいつか行けると信じて、静岡駅行きのバス停へ向かっていきました。あ、個人的なお土産はサウナしきじタオルでしたよ。写真撮り忘れたかも。
余談。
帰りの新幹線まで時間があったので、足を伸ばして用宗みなと温泉にも行ってきました。
マグロの加工場だった場所を改装した異色な温浴施設。露天風呂からはしらすの名所・用宗港が一望でき、隣接するブルワリーではクラフトビールが楽しめるなど、ここだけでも充分遊べそうだと感じました。
更に余談。
新幹線に乗る前にちょっと一杯。
サッポロビールの静岡麦酒、しぞーか割りはやっぱり美味しかった。
静岡への弾丸日帰りひとり旅はあっという間に終了。
いっぱい癒やされ、いっぱい食べて飲んできました。
次はいつ行こうかな。
しかし、この状況から脱却するのはいつになるのやら。。。
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