16
一つだけ覚えているエピソードは「サビの最後にワウペダルを踏む」ってなった時に「じゃあ一緒に口でもワウワウワウワウって歌っちゃおう」って言ったことですね。ふざけていると思います。
「16ビートのハートランド」って何ですか?って言われても俺も知らんやんそんなん。
5拍子がちょいちょい入ってくるし、そもそも16ビートじゃないしね。「曲名はシックスティーンです」って嘘ついてた時もありましたね。
収録されたのは2nd demoなんですが、CDの歌詞カードにこの曲だけ歌詞を載せなかったのです。意地悪とかじゃなくてね、載せんでもええやろ。ってなったくらい意味なかったんですよ。
代わりにライナーノーツを書いてるんですが、そこには「踊るをテーマに3人でいっぱいワードを出し合ってそれを繋げただけ」とあります。
たぶん箇条書きノートの「16ビート」の近くに「ハートランド」があったんじゃないすかね。「埃だらけ」の下あたりに「ジントニック」て書いてたんでしょう。「バンドオブザナイト」はきっと中島らもの小説ですね。次の「思っちゃない」で韻踏んでますね。ただ気になるのが遊んでる中にもちょいちょいトゲあるんですよね。「あの頃は良かったなんて絶対歌わない」とか「その辺の奴じゃ乗り切れない」とか。
トガッてたんですねーまぁ今も同じようなこと思ってますけど。
元々僕は歌詞なんて人が好きに受け取ってくれたらそれでいい。っていう投げやりな所があったので16はその極地みたいなもんです。だから今こうやってセルフライナーノーツを書いていること自分の中では凄いことなんですえぇ。
最初のインパクトは祝春一番2017ですね。バイバイで終わる予定を16に変えたんですよ。バチっとハマりましたね。結成1年目の映像です。
ぶちかませ!アフターアワーズ! pic.twitter.com/S0e8ayP2ea
— アフターアワーズ (@_after_hours_3) May 9, 2017
ほんで今の16です。いやー5年でスピード速くなったね。我ながらカッコよくなったと思いますよ。
ライブでやるときは3人とも相当バチバチでいきますので皆さんも僕らのリズムで乗り切ってください。
一個忘れてた。以前、この曲落語みたい。って言った人がいたんですがあながち間違ってなくて「金明竹」て落語聴いてみてください。16みたいなセリフ回しが出てきます。落語好きがここで生きるとは。
次はシャッフルにしよかなー。