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【JAL】自社養成 英会話試験 ケンブリッジ英検対策-完全版-

JALの自社養成パイロット試験では、英語スピーキングテストとしてケンブリッジのCBTオンラインテスト「リンガスキル」が行われています。

JALはこの英会話試験において、CEFR 基準のB2レベルの得点を受験者に求めています

B2レベルはTOEIC L/Rで800点以上、S/Wでそれぞれ150点以上のレベルになります。帰国子女のようなネイティブスピーカーか、余程英語が得意でない限り、かなり難易度の高いレベルと言えるでしょう。

つまりこの英会話試験がJALの自社養成試験の第一の関門であると言えます。

参考書や問題集などがほとんど存在しないリンガスキル試験でB2レベルの得点を取得するのは、正直かなり厳しいです。

このノートでは自社養成に合格したいと考えている方向けに、最新の出題問題に関する解答テンプレートや対策方法を細かくご紹介しています。


英会話試験の合格パターンについて

JALの英会話試験では合格/不合格だけでなく、再試験や学習計画書の提出といった条件付き合格のパターンもあります。そのパターンについて簡単に解説します。

【パターン1】合格:文句無しの合格(B2以上)
完全合格は帰国子女のようににネイティブレベルで英語が話せる方以外は厳しいと思われます。
実際に私の周りの多くはパターン1ではなく、パターン2か3の結果でした。

【パターン2】条件付き合格:入社までの学習計画書を提出(B1~B2レベル)
合格ではあるが、パイロットの訓練に必要な英会話能力がまだ十分ではないと判断された場合です。
合格連絡後に学習計画書の提出を求めるメールが来るため、提出した上で入社までに英会話能力を高める必要があります。
多くの方はここに該当すると思われます。
まずはこの条件付き合格を目標に対策をしていきましょう。

【パターン3】再試験(B1下位レベル?)
不合格ではないが合格でもないパターンです。この場合は再試験が案内されます。
再試験は対面で英会話の試験が行われます。
対面で問題なく英語のコミュニケーションができれば問題ないですが、再試験からの合格率はあまり高くありません。

【パターン4】不合格
残念ですが、来年再チャレンジするしかありませ。
不合格にならないよう、このノートを使い最大限の準備をしてから、試験に臨んでください。

ではここから各パートごとに解説をしていきます。

パート1:インタビュー問題の概要、解答法、対策

[概要]

パート1は、簡単な質問を8つ答えるインタビュー問題になります。1-4までの質問は、10秒間答える時間が用意され、5-8の質問は20秒間答える時間が用意されます。最初の2問は、評価対象外になります。

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