手のうちにある自由

私の目の前で起こっている出来事は自身が招いたことである。そして、自身がそれを選んでいるのも明確である。言葉にならないほどかすかなものだったり、このように、言葉にできる思いであったり、自身から湧き上がるその想いによって、目の前の出来事は作られている。またそれは目の前の出来事を作る一部分であり、天から与えられた境遇、人、物、場所、自然が自身に与えるものもそれの一部分である。
私はどこにいようと、誰といようと、何をしていようと、自身の心持ちが全てであることがわかった。幸ある時に不安を募らせるのか、不運なるときに、それを糧にするのか、まさに心の持ちよう次第だろう。
場所を問わず立場を問わず、持ち物を問わず、今、生きている瞬間どう思うのか。ただ心に問うのみ。

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