(企画を通す)六方よしの企画を打ち出す〜会社員処世術③vol.5〜
できた企画は、社内に通して承認が得られれば進められる。
そこで一番基本となるのは、キーマンへの報連相。
一般的にキーマンは上司となるのだが、上司の協力が得られず、ブロックされることも少なくない。
そこで大切なのは、企画実現に向けて、誰がキーマンなのかを見分けること。
これは、置かれている職場の状況により、多種多様だ。
ある人にとっては直属の上司ではなく、社長かもしれないし、隣の部署の先輩かもしれない。
数十人規模の創業社長が代表の場合は、直に社長に行ってもいいと思う。
なぜなら会社選びの時点で、理念に共感し、ベクトルに合わせて働き、六方よしの企画を持ってくる社員をとめるはずがない。
非協力的な直属の上司だったとしても、カタチ上筋を通すということで、まずは雑談程度に話して、その後社長に直接談判しよう。
もちろん上司が協力的であれば、想いのベクトルがより強力になるので、大いに力を貸してもらおう。
あと、企画を通すにあたって欠かせないポイントはタイミングだ。
どれだけ素晴らしい企画であってもタイミングを見誤ってはいけない。
一番オススメなやり方は、やんわりと「こんなこと考えてるんです〜」という軽いジャブを何度か打っとく。
そこで聞く体勢をある程度作っておいて、次にちゃんとした企画書を持っていけばいい。
それさえできれば、結果も出やすいので是非恐れずチャレンジしてみよう。
あと、企画は何度作ってチャレンジしてもいい。
一度ダメだったからといって諦めず、常にPDCAを回し、能動的な仕事のリズムを作っていこう。
それ自体が自分自身の価値を高めていくことになる。