(効率のいい年収はいくら?)給与所得+事業所得の二刀流で手取りを増やす〜会社員処世術⑤vol.1〜
処世術④までのことを取り組んでいくと、仕事が楽しく、自己肯定感も高めに安定し、給与も増えていくだろう。
だがここで一つの壁に気づくことになる。
それは手取りが思うように増えない、ということ。
年々給料は増えているのに、何故か生活にゆとりを感じられない。
ざっくりと、給与としての年収から所得税・住民税・社会保険料を引いた手取りを下記に記載する。
※ 所得のない配偶者、子どもなど扶養親族なしの会社員とする。
年収300万→ 手取り239万
400万→ 315万※76万UP
500万→ 389万※74万UP
600万→ 462万※73万UP
700万→ 529万※67万UP
800万→ 591万※62万UP
900万→ 652万※61万UP
1,000万→ 712万※60万UP
1,100万→ 772万※60万UP
1,200万→ 829万※57万UP
※年収100万増に対する手取り。
参考URL: https://www.musashi-corporation.com/wealthhack/annual-income-net-income
会社員としての給与が年収600万くらいまでは、それほど手取りの減額が目立たないが、700万を超えてくるとどんどん効率が悪くなっていく。
ここで世の中の所得には、何があるのか整理しよう。
利子、配当、不動産、事業、給与、退職、山林、譲渡、一時、雑の10の種類。
それぞれの所得に応じて、税金のかかり方が変わってくるので、その中で一番効果的な組合せを取っていくことが大切。
現代の会社員が目指す最適解は、
年収600万くらいまでは給与所得を増やし、それ以降はなるべく事業所得として収入を得るという手法だ。
次回以降、より細かく解説していく。