(企画書の書き方)六方よしの企画を打ち出す〜会社員処世術③vol.2〜

企画書作りで大切なことは、「伝わり、実行に繋がること」
カッコいいお洒落な企画書を作っても、その企画で物事が動かなければ意味がない。

色んな書籍で企画書づくりも紹介されていると思うが、作ること自体が目的化していないか気をつけよう。

企画書作りには下記のようなメリットがある。
・企画のアイデア整理する。
・そのアイデアが伝播し、周りを巻き込める。(実行に繋がる)

六方よしの素晴らしい企画が思いついても、可視化できないと周りには伝わらないし、そもそも自分の納得性を疑ったりブレーキがかかってしまう。

思いついたら即行動という姿勢は大切だが、まずは企画書に落とし込む、というワンステップは必要。

個人的に、企画書は会社員が上司を説得させるだけのものではなく、例え経営者であっても作る作業は必要だと考える。

私の場合、PowerPointで複数枚作るよりも、A4サイズのWord1枚でまとめることが伝わり安いと感じている。※通した企画は基本的に全てこのスタイル。ただその企業文化や説明する相手の好みのスタイルと違う場合はそちらに合わせた方がいい。

Word1枚の企画書では下記の順で整理する。
●現状の問題点
●企画の中味(解決案)とその詳細
●そうすることで得られる波及効果

これだけ抑えられれば、基本的にオッケー。

ただここで大切なポイントは、誰に対して企画書を持っていき説明するのか、とイメージをすること。

プレゼンでは、相手の関心事にどれだけリンクをさせるかというところが重要。

例えば、説明する相手が、売り上げ・利益・ブランディングに興味を持っている場合は、その要素を文言にして、散りばめて作った方がいい。※波及効果に無理矢理繋げるなど。

仕事は、人と人とのつながりで進んでいくので、自分の想いと伝える人の想い、両方を鑑みてリンクさせるように心がけよう。

企画やってみたいけど、忙しい毎日の中で、そんな時間ない!
という方もいると思うので、次回は時間管理について解説する。

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