(YouTubeの活用)自分の動きを社内外に見える化する〜会社員処世術④vol.2〜
昨今、社内YouTuberが増えてきている。
5Gが浸透していく今後、動画の視聴者層は拡大を続けていくだろう。
世界最大級の動画視聴のプラットフォーム、YouTubeを使うことで仕事の質が向上する例を紹介しよう。
社内YouTuberとは言っても、使い方は多種多様。
マーケティング目的、人事の採用目的…。
私自身、一貫して営業に携わっているので、営業のツールとして使っている。
取り扱っている商品の良さを感じてもらえるような内容を5分から10分程度にまとめてアップする。
それを顧客に送り、予め見ていただくことで、更に深入りしたクロージングに入っていくことができる。
またネット上にアップをしておくことで、潜在的な顧客にアプローチができ、新規開拓の効率も上げられる。
そしてYouTubeでの営業活動は、「この人面白い。この人に頼みたい。」という情緒的価値を向上させられる。
商品価値は、基本的に機能的価値と情緒的価値に大別される。
この成熟社会では、機能的価値はあって当たり前もの。
機能的価値のレベルが業界で大差ない場合は、情緒的価値でどれだけ差をつけられるかが鍵になる。
もちろん取り扱っている商品によっては、コンプライアンス上勝手なことができないとかあるかもしれないが、それらをクリアにしてでもやるだけの価値はあると感じている。
ここで大切なことは、最初からお金をかけないこと。
あくまでも目的は情緒的価値向上のためであって、キレイな動画を作ることではない。
手作り感満載の、ある意味下手であるくらいが効果性がある。
※YouTubeで収益を上げられなかったとしても、営業ツールとして使えるということが大きなポイント。
また前の記事でも記載したように、もはや終身雇用は崩壊しているので、なるべく会社以外の社会に自分を認知させる基盤を育てておくようにしよう。
会社内に多くのしがらみがあってすぐには進められない。という声も上がってきそうだ。
どうやって進めればいいか?
前の章でも紹介している「六方よしの企画を打ち出す」に戻って企画書を作ることからやってみよう。