【自己開示の目的】 第34回 介護福祉士過去問解説 問題4 -人間関係とコミュニケーション-
こんにちは、しょうです。
今回の内容は、「自己開示の目的」です。
noteの投稿だけでなく、youtubeでも投稿しているので、ぜひチェックしてみてください!
どちらもスキマ時間や通勤時間などに勉強できる内容となってます。
みなさんの勉強スタイルに合わせて活用していただければ幸いです。
↓前回の記事はこちらから!↓
問題
正解
⭕️ 2 利用者との信頼関係を形成するために行う。
解説
自己開示の目的とは?
自己開示とは、コミュニケーションを通して自分の考えや感情などの情報を、自分から他者に伝えること
↓
相手と自分の心理的距離を近づけ、信頼関係を作るための手段としても活用する
他の解説
× 1 ジョハリの窓(Johari Window)の「開放された部分(open area)」を狭くするため に行う。
ジョハリの窓は、自己と他者の間での情報の共有を通じて、人間関係やコミュニケーションを改善するためのモデル
↓
自己開示を増やし、他者からのフィードバックを受け入れることで、お互いの理解を深めてより良い関係をつくる
開放された部分(open area)が小さくなる
↓
相手も自分も知らない・気づいていない、上の写真でいう「未知の窓」が大きくなる
↓
「開放の窓」を大きくする自己開示とは逆の行いであり、「未知の窓」が大きくなっていく状態
↓
自分も相手も知らない、つまりコミュニケーションが不十分な状態ですし、信頼関係の構築にもつながらない
↓
誤り
× 3 利用者が自分自身の情報を開示するために行う。
これも自己開示だが、介護福祉職が行う目的ではない
↓
誤り
自己開示の目的は、コミュニケーションを通して自分の考えや感情などの情報を、自分から他者に伝え、信頼関係の構築に図ること
× 4 利用者との信頼関係を評価するために行う。
信頼関係を作るための手段ではあるが、評価をするためのものではない
5 自己を深く分析し,客観的に理解するために行う。
自己を深く分析し,客観的に理解するために行う
↓
自己覚知
↓
誤り
× 5 自己を深く分析し,客観的に理解するために行う。
↓
自己覚知の必要性
・ストレス管理→ストレスや負担を認識でき、適切なケアにつながる
・コミュニケーションの向上→コミュニケーションスタイルや苦手部分を認識でき、改善につながる
・倫理的な判断→自分の倫理観や価値観を理解し、それに基づいた適切な判断ができる
おわりに
今回は以上になります。
皆さんの勉強の一助になれば幸いです。
次回もお楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?