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ITアーキテクトとは何者か(3)

最近、ITアーキテクトが何者なのかと初心に立ち返って考え込んでいます。あまりにも考え込みすぎて「そもそも思考とは何か」という哲学的な話にまで踏み込んでしまいました。

ちょっと楽しいと感じ始めてきていますが、本気で考え始めると一生を費やしても答えが出ない気がします。生涯の趣味にでもしようと思います。

さて、本題に立ち戻って ITアーキテクトとは何者でしょうか。

概念や思考的な側面からの定義の所為で、私が明後日の方向へ考えを巡らしてしまっていました。一度、わかりやすい定義も紹介しておきます。

上流でITシステムを設計する人

立場や役割として認識するのは楽です。ウォーターフォールのみならず、アジャイルでも設計する人という立場でアーキテクトはプロジェクトへ参加します。外部設計や内部設計、全体設計や詳細設計など、参画する会社によって命名規則は異なりますが「設計」は必須フェーズです。設計なくして開発・実装はあり得ません。

この設計局面において、実際に設計する人をデザイナーではなく「アーキテクト」と呼びます。IT界隈において「デザイナー」とはUI/UXに関わる設計士という扱いに感じます。システム設計は「アーキテクト」が担っています。

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