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読み終えた本は分類して配置する
よくよく考えると、1日1冊で本を消費していくと言うことは、とんでもない資金力と本棚が必要になってきます。資金のことはいったん置いておいて、本棚は物理的な空間を潰していく行為です。物理的な空間はおいそれと増やすことはできません。この調子で本を増やしていくことになると、とんでもないキャパが必要になります。
読書後の本の分類
読書習慣を身につける上で「精読対象とするか」「売却するか」の二択は想定していました。今では、更に細かく分類を行うようになりました。
精読対象とする(精読)
とてもじゃないけれども、30分だけで読んでいくような本じゃなく、章毎、いや一行、一句ごとにきっちり読んでいきたい。と痛感した本はここに分類されます。少しずつ、時間をかけて己の血肉へと昇華していきます。
現時点では、数冊がこの対象となっています。
後で振り返る(想起)
時間をおいてまた別の機会に読み返したい本です。この3週間でも4冊くらいは再読している本です。
これらの本は、同様のカテゴリの本を読んでいるときに、改めて読み直す対象としています。
参考書とする(参考)
技術書に多いケースです。同様のシチュエーションが発生したときの参考にします。アーキテクティングするときには、アーキテクチャ思考や、該当するリファレンスアーキテクチャに関する書籍を参考にします。
TypeScript や JavaScript のプログラムを書く際にも同様の書物を参考にするでしょうし、データマネジメントに関する解決策を考えているときには、データ管理や手法、データベースなどの本を手に取ることでしょう。
普段は使わないけれども、イベントドリブンで利用するような本たちです。
価値のあるもの(価値)
その本自体に価値があって、おいそれと捨てにくい・売却しにくいものです。わが家でいうと、"童夢" の初版本などがそれにあたります。
死ぬころには誰かに引き取ってもらいたいとは思うものの、手放すには惜しいというものです。
他にも、既に絶版でもう二度と手に入るかどうか分からない本などもあります。古本でもなかなか出回らない技術書は多いです。そういった本は、元々高くて手に入りにくいものだったりもします。技術書には、ニッチなベストヒット本もあり、発行部数も少なく再版されないケースもあります。古い本で技術的にも古いけど、もう二度と手に入らないかもしれない。ここにしか記載されていない内容がある。といった本は神棚に祀る気持ちで上の段に飾っています。
売却する(売却)
1回みれば十分。物理的な空間に置いておく必要性もない。あとで見返すこともない。取っておいても良いことはない。みんな持っている。発行部数もある。新刊でも手に入る。ブックオフですら存在する。
こんな本は、ある程度集まってきたらスパッと駿河屋で売ります。
本棚問題
結構戸惑うのが「この本はどこにしまおう」なんですが、上記の分類 + 「積ん読」の棚を決めてしまって、そこへ配置していくようにしようとしています。今は、徐々に本棚を入れ替えているところです。まだ、これらの分類がどの程度の割合になるかが見えておらず、明確に棚を決めきれないという状況でもあり、年内いっぱいは様子見かなという気持ちもあります。
とは言え、ある程度の基準が固まってきました。本を読む行為と配置する行為がある程度自動化できれば、勝手気ままな読書人生も送りやすくなると考えています。
みなさまの読書人生にも幸あれ。
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