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初めてのインターネット
せっかくの三連休だし、一日くらいは羽目を外してもいいだろうなんて考えて、昨晩は夜更かししちゃおうかなって遊んでたんだけど、結局23時前には寝ちゃった健康的なしょっさんです、おはようございます。
次なる目標は、中途覚醒の軽減・抑制です。よろしくお願い申し上げます。
さて、ふと目についてたので #はじめてのインターネット で思い出せることを書き記しておきます。
あれは中学生か高校生か、たぶん高専生活の最中、「インターネット」というキーワードを知りうる前に図書館で出会った「カッコウはコンピュータに卵を産む」が、わたしにとっての初めてのインターネット(追)体験。
ハッカー小説としては古典中の古典といっても良いものだけれども、これこそがコンピュータハッキングであり、今でも結局手を変え品を変え、やっていることは一緒。この小説の中にこそ、当時の、初めのインターネットがある。
ハッキング界でこれと対を成すのは、ソーシャルハッキングである「欺術」。あの伝説のハッカー「ケビン・ミトニック」の著書に詳しい。
わたしが初めて接続したインターネットは、Webこそ存在していたものの、日本ではほとんど利用されていない頃。まだ Yahoo! だって存在しない時代。テキストコンソールでメールはUUCPで転送されてた時代。X68000 のパソコン通信ソフトを使って9,600bpsモデムか14,400bpsを使って接続してたと思う。日本ではまだ数えるくらいしかISPがなくて、数えるほどのユーザしかいなくて、まだまだ "sho"ってアカウントが簡単に入手できた頃。
X68000 ではμEmacsを使っていたけど、ISPの提供するホストでは Unix の本物の Emacs が稼働して、本物のUnixコマンドが打てた。学校へ行って、鍵を開けないとアクセスできない SunOSとは違い、家からUnixが使えた。それだけで感動してた。ただ、他にも利用者がほぼおらず。パソコン通信全盛の時代だったので、ほとんど使わずに解約した。というか、貧乏人には毎月のプロバイダ代はきつかった。
1995年に Windows95 が発売されると、急速に普及していったインターネット。あっという間にパソコン通信からインターネット上のBBSへとシフトしていって、21世紀を迎えたあの頃。ircとICQでやりとりしていた20年以上前と、今は一体何が変わったのだろう。
使い勝手も良くなったし速くなった。動画も画像も瞬時に見られる世界がやってくるとは思わなかった。リアルタイムに情報が共有され、みんなでアクセスできる。みんなそれがインターネットがどのように実現されているかも知らず、それでも利用できる。
誰とでもすぐにつながれるようになった。昔は、つながれる人を探すしかなかった。昔と今の大きな違いはそう、それ。ネット上に知り合いがいるから、ネットでつながることができる。探す必要もない。誰もがそこに居て、便利な時代になった。買い物したら、すぐに来る。
とはいえ、昔も悪いことばっかりじゃない。20世紀の頃つながった人たちは、つながることのできる技量を持った人たちばかりで楽しかった。若い頃にたくさんのハッカーに出会えて、いろんな技術を見てこれたおかげで、今の自分がいる。あれは私の財産であり、しかし他には共有できない難しいもの。
あらためて、様々なことに興味を持って、体験することは重要だったんだなと実感してる。
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