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等幅フォントと16bit時代の邂逅

プログラミングとターミナルなどの等幅フォントは、しばらくずーっと Cica を使っていました。

かわいらしくて見やすいので重宝してたのですが、たまに他のものに移ろいゆく時があります。それが今。

という事で、こちらの等幅フォントを使い始めました。

実際の表示を見てみましょう。背景は気にしないでください。いつもの事です。

iTerm2 でテキトーなソースコードと枕草子の始めを表示してみたの図

これを最初に見た時に感じたのが「20世紀」です。X680x0 でフォントを入れ替えては日々の心を穏やかにして過ごしていたあの頃です。ベクタフォントではなく、ピクセル(ドット)フォントなので素人でも作りやすく、わたしも英語フォントはよく作っていました。MSX時代は 8x8 でなんとか漢字も表現しようと一所懸命PCGを作っていた事もありました。

そんな、あの頃を思い出しました。

8x8や 8x16 などの表現力の乏しい時代に、よりかっこいい英字を作り出そうと、いきって Serif をちょっと付けてみたりするあの努力。ささやかでいながら少しでも個性を出そうとしたあの時代を思い浮かべつつも読みやすい、そんな GitHub フォントと、重厚長大できっちりしてそうな IBM の作り出した柔らかい日本語のフォントを組み合わせたものです。

英語はちょっといきりつつも、日本語は epson の PC9801互換機な少し丸みを帯びたゴシック体を思い出します。この感性の組み合わせが 16bit時代、640x480 や 768x512の時代を彷彿とさせます。年寄りにはなじみのあるフォントじゃないかと勝手に推します。

最新はこちらの 0.0.11 からどうぞ。わたしの使っているものは「半角1:全角2 幅」の一般標準的年寄りご用達サイズです。


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しょっさん
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