[自作キーボード] ErgoDash mini が(キーキャップ以外)完成した [ビルドログ]

日々、ErgoDash mini の動向を見つづけ、ビルドログ化している当noteですが、本日もです。

(キーキャップ以外は)完成しました。

完成した ErgoDash mini の雄姿 without キーキャップ

キーキャップは多分本日届く XDA のをつける予定です。Dvorak 配列にしたので、下手に SA/OEM/Cherry プロファイルあたりにすると、傾きがおかしくなると言うもろ刃の剣構成です。

どうでも良いんですけど、一度キーキャップをつけると、外す時に確実にキースイッチも外れていってしまうのが悲しみ。

どうあがいても、キースイッチも外れる

細かい技術的なことは別に載せるつもりですが、pro micro は VIA 対応して REMAP を使えるようにしました。

Remap

苦労しました。

何が苦労したって、ErgoDash mini 用のキーボードレイアウト(json)がネットの大海に見つからず、結局自分で作ると言う羽目になったことです。

こちらのサイトを参考にして、KLE(Keyboard Layout Editor)で ErgoDash を元にしたりしながら作りました。

（設計者向け）VIA対応のファームウェアを作ろう - 自作キーボード温泉街の歩き方

Keyboard Layout Editor

実際に REMAP 用に作った JSON はこちら。vendorId と productId はご自分で設定したものを割り当てくださいませ。

{
  "name":"ErgoDash Mini",
  "vendorId":"0x????",
  "productId":"0x????",
  "matrix":{"rows":8,"cols":7},
  "layouts":{"keymap":
    [[{"x":3},"0,3",{"x":8.25},"4,3"],
      [{"y":-0.75,"x":2},"0,2",{"x":1},"0,4",{"x":6.25},"4,4",{"x":1},"4,2"],
      [{"y":-0.75},"0,0","0,1",{"x":3},"0,5",{"x":4.25},"4,5",{"x":3},"4,1","4,0"],
      [{"y":-0.5,"x":3},"1,3",{"x":2},"0,6",{"x":2.25},"4,6",{"x":2},"5,3"],
      [{"y":-0.75,"x":2},"1,2",{"x":1},"1,4",{"x":6.25},"5,4",{"x":1},"5,2"],
      [{"y":-0.75,"c":"#aaaaaa"},"1,0",{"c":"#cccccc"},"1,1",{"x":3},"1,5",{"x":4.25},"5,5",{"x":3},"5,1","5,0"],
      [{"y":-0.5,"x":3},"2,3",{"x":2},"1,6",{"x":2.25},"5,6",{"x":2},"6,3"],
      [{"y":-0.75,"x":2},"2,2",{"x":1},"2,4",{"x":6.25},"6,4",{"x":1},"6,2"],
      [{"y":-0.75,"c":"#aaaaaa"},"2,0",{"c":"#cccccc"},"2,1",{"x":3},"2,5",{"x":4.25},"6,5",{"x":3},"6,1",{"c":"#aaaaaa"},"6,0"],
      [{"y":-0.25,"x":2},"3,2",{"x":0.25},"3,3",{"x":7.75},"7,3",{"x":0.25},"7,2"],
      [{"y":-0.75},"3,0","3,1",{"x":12.25},"7,1","7,0"],
      [{"r":25,"rx":4,"ry":2,"x":2.5,"c":"#cccccc"},"2,6",{"h":2},"3,6"],
      [{"x":1.5,"c":"#888888"},"3,4",{"c":"#cccccc"},"3,5"],
      [{"r":-25,"y":1.5,"x":3,"h":2},"7,6","6,6"],
      [{"x":4},"7,5",{"c":"#888888"},"7,4"]]
}}

毎度、json を import しないとならないと言う煩わしさはありますが、キーのリマップはそれほど頻繁な作業ではないと思われます。最初の定義時期を抜けたら、ほとんど使わないからそれほどの問題でもないでしょう。VIA でもそのままお使いいただけます。

実際に REMAP に表示するとこんな感じになります。

REMAP で ErgoDash mini を Dvorak に設定してみた

VIA の場合

両者の色合い設定がうまくいってない部分ありますけど。基盤が反転するからなのかどうか知りませんが、中央に向かってキーの裁判が増えていくって言うところが困りどころでした。そういうもんなのか、俺だけの話なのかは分かりませんが、ともかく私のはコレでうまくいきました。

KLE でのキー配置はこのような感じ

親指や、小指部分をどう設定するかは今後の課題ですが、どうあれ、楽しすぎます。設計からやっているものではありませんが、自分で何かを作り上げてそれが動くって楽しいですよね。じいさんみたいな年齢でも、こういったものは楽しいと思えるんですよ、じいさんたち。

嗚呼、これでハンダ付けも終わりかと思ったタイミングで新しいキーボード基盤が 2枚到着しましたので、それはまた今後。

Keychron の持ち歩き用のキーボードも買ったのでそれも追々。