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ロサンゼルス 2024 Vol.3   ドジャース vs レンジャース (6.12.2024)


 

リトル・トーキョー


6月12日。この日もドジャースタジアムに通う。昨日は友人の車で球場入りしたが、今日はダウンタウンを散策していたので、そのままUnion Stationから無料のシャトルバスに乗って球場入りすることにした。昨日、ドジャースタジアムのビールと名物ドジャードッグの値段の高さに仰天してしまったので、ダウンタウンにあるリトル・トーキョーで腹ごしらえとアルコールの補給をすることに。「懐かしいなー」と思わず口にしてしまう。勿論、変わったことも多いが、昔ホテルニューオータニだったビルも櫓なんかもそのまま残っている。日系スーパーに行けば、おにぎりが3ドルもしない値段で売っている。球場でも多くの日本人がおにぎりを持参して食べているシーンを目にした。1984年はロサンゼルス・オリンピックが開催された年だが、実は当時絶頂人気だった「たのきんトリオ」の一人の田原俊彦が聖火ランナーをやったのだ。それがこのホテルニューオータニのビル前。日本人ファンが大集結しており、それはそれは大騒ぎだったことを覚えている。それを見たロスの警官曰く「彼は日本のマイケル・ジャクソンかい?」と何となく本当に言っていそうなコメントを記事で読んだ。

旧ホテル・ニューオータニ
ウェラコートもあったな
今も変わらぬ文化堂
日本村広場とやぐら
日本村プラザ
和風中華の看板にそそられる

そんな記憶を回顧しながらお好み焼きに入る。その前に日系の雑貨ストアに入ると大谷翔平・山本由伸グッズが多数売られている。スタジアムでは見掛けないgoodsqも沢山目にした。大谷翔平の背番号とサインが入ったキーホルダーをお土産に購入。お好み焼きで、枝豆とキャベツのおつまみと生ビールを注文。少し飲んでからお好み焼きを頼もうかと考えていたが、キャベツのおつまみがとても大きい。四人前はあろうかと言うサイズ。これがお酒に合う。結局、生ビールの後に焼酎ロックを2杯も注文しスタジアムに向かう。

お好み焼き屋の中にたこ焼き屋が出店
サッポロ生ビール
これが噂の病みつきキャベツ

大谷翔平の壁画

大谷翔平がドジャースに入団した直後に、リトル・トーキョーのミヤコホテルに彼の肖像画が描かれたニュースを目にしたが、その現場をキャッチ。想像以上に大きな肖像画でどこから見ても視界に飛び込んでくる。この下にある文化堂は昔レコードを買いによく来たっけな。

大谷翔平の壁画①
大谷翔平の壁画②

無料シャトルバス

リトル・トーキョーから徒歩で約15分。Union Stationに到着。ドジャースタジアム行きバス乗り場の看板も分かりやすく表示されており簡単にバス乗り場に到着。意外と多くの人がバスを利用していることが分かった。特に日本人観光客は現地で車を乗らない人も多いのでこの無料シャトルバスを利用する様だ。バスに揺られて10分程でドジャースタジアムに到着。この日は特にギフトの配布はなかったが、今日も多くのファンで賑わっている。スタジアムの中にはゲートでチケットの検閲と荷物検査を受けなければ入れない。チケットは全て電子化されており、MLBのアプリを立ち上げQRコードをかざすだけ。と言っても中にはアプリが開けないとやらで立ち往生している人も見かける。

Union Station①
Union Station②
Union Station③
無料シャトルバス
ドジャースタジアム外野ゲート

ドジャースタジアム散策

試合まで時間があるので、外野ゲートから入場しスタジアムを一周することに。外野から、内野から、スタンド最上階から、どこから見ても見易いし、またそのフィールドの美しさに惚れ惚れしてしまう。

ここまで大谷翔平の打球は飛んでくる
ドジャース今年の顔
この屋根があると高く上がった打球は見えない
バックネット裏席①
バックネット裏席②
レフトスタンド後方席
ライトスタンド付近にあるバー

2番DH大谷翔平

この日も「ベッ谷マン」の1〜3番の黄金MVPトリオがラインアップされる。大谷翔平は1打席目に2試合連続となる17号ソロホームランが飛び出した。ホームランを打ったその瞬間の響きはスタジアムで生で観戦しなければ味わえない醍醐味。右中間席の深い部分まで飛んだ。背番号17番が17号を打ったと放送席も大騒ぎだ。結局大谷翔平はこの日このホームランのみ。5回の表にはドジャースで昔活躍していたシーガー選手が逆転スリーランを右中間スタンドに運ぶ。たまたまこの時近くで見ていたがあわやホームランをキャッチ出来そうな距離にいたのだ。「きたーきたー!」と突然の出来事に頭の中が真っ白になった。そして、大谷翔平の1点とシーガーの3点のみで試合は9回まで進む。9回の裏、ドジャースに絶好のチャンスが訪れた。2アウト1、2塁でバッターはヘイワード。ライト前にヒットを打ち一人が生還し2−3に。そのまま「ベッ谷マン」に繋げる流れだったが、何と2塁走者のメジャーに上がったばかりのパゲス君が3塁からホームに突っ込んだ。しかも、3塁コーチャーが制止しているにも関わらずだ。際どいタイミングでタッチアウトとなり試合終了。ドジャースはチャレンジを要求するも、スクリーンに映し出されたその映像は誰が見てもアウトのタイミング。審判が最終判断をする前にドジャースファンは諦めてそそくさと帰路についていた。試合後のパゲス君「サインは見ていなかった。ライトがもたついていたから下を向いて全力疾走した」とのこと。良い経験になったのだろう。次に繋げてほしい。いや、「ベッ谷マン」に繋げてほしかった。。

SHOHEI OHTANIのコールで大歓声
レフトスタンドブルペン上より
ライトスタンド後方から
夕焼け空が美しい
ヘイワード選手
大谷翔平最終打席

You Tube動画はこちら

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