ロサンゼルス 2024 VOl.7 ～サンタモニカ～
サンタモニカ
7泊8日のロサンゼルスの旅も残り僅か二日になってしまった。友人宅に5泊もお世話になってしまったが、最後の1泊はサンタモニカに泊まろうと最初から決めていた。レストランや食品の物価高も然ることながら、サンタモニカのホテルも異様な程どこもお高い。まあ一泊最低3万円は下らない。海岸沿いは10万円以上が当たり前。そんな中で何とかワンルームアパートの様な一室を150€程度で予約。と言っても、チップやらクリーニング代やらで結局230€位になったが。。サンタモニカは青春時代を過ごしていた大変思い出の深い地である。サンタモニカの美しい海岸線沿いの夕陽が見える丘まで徒歩五分の好立地に住んでいた。当時はまだメトロなんて走っていなかったし、サンタモニカプレイスモールも屋内だったが、基本的に町全体の景観はあまり変わっていない。
UBERに乗ってホテルまで行ってチェックイン。WhatsAppでオーナーとやり取りを行うが、宿泊することは誰にも言わないでと何やら怪しいメッセージが。。部屋に案内されると、人の家の一室が宿泊する場所で、住民とは顔は合わせなかったが常に人影が。。。何とも奇妙な体験。しかもベッドはエアベッドと言う。。これで230€は高い。とても後悔。と言っても、睡眠時間以外は殆ど部屋にはいないので1泊であれば我慢できる。チェックインして直ぐに部屋を出る。サンタモニカプレイスモールを通って海岸線の丘に。このOcean Ave.沿いのPalisades Parkから見るサンタモニカの夕陽は世界絶景〇〇選に入ってもおかしくない。いやここを選定している本等もあるかもしれない。サンセットまではまだまだ時間があるので一先ず腹ごしらえする為にWilshire Blvd.を歩く。4thにあったダイナーレストランは閉まっていたが、一時休業だろうか。外観はそのまま残っている。この辺一帯はヤシの木が非常に高く育っていたが、何十年の時を経て更に伸びている気がした。
暫く歩くとカリフォルニアらしい店構えのタコス屋を発見。ビーガン系のタコス料理屋「TOCAYA」で何ともヘルシーそうなタコスの写真についつい入店。Dos Equisの缶ビールと共に、オーガニックなスロークックなタコスを戴く。ファーストフード店舗だからチップは払わない。缶ビールも5ドルとドジャースタジアムのビールと比べるとかなりお得感がある。
Wishire Blvd.
昔通っていたJunior High Schoolを観に更にWilshire Blvd.を北上。14th St.近くにあった映画館にはよく行っていた。「TOP GUN」を最初に観たのもこの劇場だった。宣伝も観ていなかったので何の映画か最初よく分からなかったが、釘付けになった想い出がある。今ではMy Favorite Moviesの5本の指に入る。Junior High Schoolはすっかり変わってしまった。学校名も微妙に変わっている。グラウンドも当時は天然芝だったが人工芝に変わってしまった。すごく広いグラウンドだと思っていたが意外とちいさかったりする。
そんなこんなで時間を潰しながらビーチの方に向かう。
サンタモニカ・ビーチ
サンタモニカの夕陽も良いが、子供の頃夏休みによく遊んでいたビーチに足を踏み入れる。白色に近いビーチの砂浜が記憶を蘇らせる。夏休みになるとビーチにマクドナルドが臨時営業しておりよくここでランチをしたが、今はお洒落なカフェになっている。もちろん、ビーチ内でのアルコールは禁止なので、カフェ施設内のみの飲酒OKスペースがある。海に入るまでには結構砂浜を歩いていかなければならないがこれもまた苦痛にならない。日陰になる様な場所も殆どないので日焼けよろしくで行く覚悟が必要。
そろそろ夕陽が美しい時間帯。一旦ホテルに戻ってから再度外出。Washington Blvd.を通ってOcean Aveに向かう。
夕食はLA在住の後輩を誘ってソーテルへ。焼肉「MANPUKU」に向かう。この辺りは40年前によく通っていた場所だった筈だが、あまりの変貌ぶりに最初全然違う場所にいると思っていた。実際は昔通っていた場所そのものだったのである。猿の惑星エンディング状態なのであった。大好きなつけ麺や「つじ田」も進出していた。しかも3店舗も、Coco壱番館もあるわ、ダイソーはあるは、まさにリトルトーキョー状態。
続く