コペンハーゲン3日目
早くも折り返し。そろそろ日本食、そしてイタリアンが恋しい口になってくるのだ。昔、フロリダのディズニーワールドに3日間滞在した際に、朝から晩までハンバーガーやらピザやらタコスやらガチのアメリカ食を食べ続けて我慢の限界に来ていた時に、3日目の晩にパーク内にあったオリエンタル系のレストランで食べたカリフォルニアロールの美味しかったこと。本当の日本食でなくても、中華でも、韓国料理でも、やはりアジア系の食が恋しくなる性なのですね。
さて三日目はソフトクリームの様なツイストされたとんがりコーンが印象的な塔を探しに行ったのだが何故かどこにも見当たらない。もう一つの印象的な「救世主教会」の方に出向く。こちらは健在。500mmの望遠レンズで塔に登っている人も繊細に撮影。カフェチェーン「JOE, The Juice」に入って休憩がてらにお姉さんに聞いた処、「それは直ぐ先の教会にあったがクラッシュされた」と。どうやら教会だけが残りてっぺんのとんがりコーンは壊されたのか、撤収されたのかよくわからないが兎に角もう無くなってしまった様だ。あとでネットで確認すると、この尖塔は2024年4月に大規模な火災が発生した際に崩落してしまったらしい。400年の歴史があった街の象徴的な文化遺産が無くなり、コペンハーゲンの住人は嘆いているそうだ。
MAGASIN
ランチまで時間があるのでKongens Nytorv駅まで歩いて百貨店「MAGASIN」へ。Iittalaやその他北欧デザインのキッチン用品がズラッと並ぶ。ついつい商品を手に取って開拓なるが、流石に物価が高過ぎて態々買うものでも無さそうと思い直し諦める。イタリアに帰ってIKEAに行こう。
3日目ランチ「SELMA」
ランチは12時半から、デンマークの伝統的料理スモーブローを提供する「SELMA」へ。こちらもミシュラン店舗でなかなか予約を取るのが難しかった。スモーブローとは、前夜の残り物をパンの上に載せたオープンサンドが発祥の様である。色とりどりの野菜とニシンやサーモン等の魚がパンの上に載っており一口でも頬張れる大きさなのである。色鮮やかなで芸術的な食。二種類を頼んでビールと一緒に食す。もの凄くお腹がいっぱいになった訳ではないが腹八分目で丁度良い。
フードホール「Torvehallerne」
SELMAを出ると直ぐに現れるのが 「Torvehallerne」と呼ばれるフードホール。肉や魚の生鮮店や八百屋さん等とカウンターバー式の料理店が所狭しと並ぶ。9年前に来た時もあったが、建物が一つ増えパワーアップしている様な感じがした。丁度アスパラの季節なので、緑と白のアスパラがきれいに整列して売られていた。その他の野菜類も見ているだけで美味しそうな気持になる。タコス屋で一杯だけ白ワインを飲んでホテルで休憩。
市内探索
3日目の晩は特に予約を入れていなかったが、急にハンバーガーが食べたくなりネットで検索していると何とあの「Noma」グループが運営しているハンバーガー屋があるではないか。早速予約。18時半から予約が出来た。その名も「POPL」。その前に街を探索。
3日目ディナー「POPL」
今回の旅で毎日訪れたNyhavnを通り、ハンバーガー屋「POPL」へ向かう。この日は金曜日であり途中にあるテラスの飲み屋は夕方から大繁盛。POPLではカウンター席に通された。ハンバーガーにはビールでしょうとビールを注文。NOMA仕込みのアペタイザーであるホワイトアスパラとレギュラーチーズバーガーを注文。フライドポテトにはマッシュルームソースを添えて貰った(有料)。チーズバーガーはまあ特段差別化されている訳ではないが普通に美味しいと言う感じ。NOMAを意識過ぎると期待が外れるかもしれないが、そこまで意識しなければ大満足のハンバーガーかと思う。
マジックアワーのNyhavn
Nyhavnの橋で沈む夕日を捉える為約1時間粘る。夕日が沈んだ後のマジックアワー約5分が重要。快晴ではなかったが適度な雲が良い感じ。名残惜しいがコペンハーゲン最後の夜を終えて早めにホテルに戻る。
続く
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