2022.10②③ Weekly Music Log ~MANON、理芽、フィロソフィーのダンス、aiko、cinema staff、Tempalay、sooogood!、Mom、DYGL~

架空対談方式もしくは簡易版、またはそれとも違った文体で、主にその週の新譜を中心に、音楽についてゆるく書く週刊記事。
今週は2週分まとめての簡易版です。

Playlist ※毎週、最新の曲に更新されます

MANON「Fake Friends」

MANONの4か月連続リリース第一弾の楽曲です。
低音の輪郭と響きがカッコ良いのだが、さらっとビートを次から次へと転がして聴かせる展開も相当に良かったですね。

理芽「インナアチャイルド」

バーチャルシンガー理芽の新曲は、9月からスタートするMBSドラマ特区『少年のアビス』のオープニング主題歌とのこと。
作詞作曲編曲は、笹川真生という盤石の布陣で、そりゃあ良い出来です。
毎度のことだが、透明感のある理芽の声と、ざらついた質感で笹川真生が鳴らす音の、アンビバレントのバランスが、張り詰めたような緊張感を生み出して、胸を掴まれます。

フィロソフィーのダンス「フィロソフィア」

フィロのスの新曲は、tofubeats提供曲ですが、初のタッグだったのですね、勝手に既にやっているイメージがありました。
楽曲は、良い意味でtofubeatsらしさが、そこまで前面に出ていないように感じましたが、これが今のtofubeatsなのだろうという気もしました。
イントロから、そう展開させるのかよという驚きもあり、良い楽曲ですね。

aiko「果てしない二人」

aikoの新曲は、前田敦子主演映画『もっと超越した所へ。』の主題歌とのことですが、一ミリもメロディの展開が読めなかったです。なんですかこれ。
これでもポップスに仕上がるのが驚愕ですが、あまりに超越しすぎてるんじゃないですかね、、、笑

cinema staff「flugel」

格別の驚きがあるわけでもないのですが、なんか、このバンドは、こう言う曲がとても良いと思いました。
しっかりと一つひとつの音が鳴っていて(その中でもとりわけギターが存在感あって)「cinema staff」の曲だなと思いました。

Tempalay「続・革命前夜」

Tempalayの最新アルバム『from JAPAN 3』は、過去曲の"再録音"アルバムだったのですね、この曲大好きすぎます。

sooogood!「シュガープレイバック」

基本的に、sooogood!のシンセの音がめちゃくちゃ好きなのですが、この曲は、目の粗い音で鳴らすシンセの音が異質な鳴りをしていて、最高でした。

Mom「鉄人28号になって」

最近のMomの楽曲は、どこまでが真面目で、どこまでが皮肉なのか、どんどん分からなくなっているように感じます。明るげで軽快なこの曲も、その裏には鋭い刃物の影がちらついてみえる、そんな曲です。

DYGL「I Wish I Could Feel」

ぶっ飛びました。
DYGL、今こんな音を鳴らせるんですね。イントロから想像も出来かった展開に驚きながらも、終わってみると、この大胆な音楽に、非常に爽快な気持ち。
今までDYGLの曲にはそこまでハマりきっていなかったような気がしますが、これは大名曲だと思います。DYGLの新しいモード、めちゃくちゃ楽しみです。

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