2022.7⑤ Weekly Music Log ~パソコン音楽クラブ feat. 林青空、PUNPEE , BIM、yonawo feat. 鈴木真海子, Skaai、優河、「アイドルの在り方」というリリスクの記事の話~
Playlist ※毎週、最新の曲に更新されます
――3日遅れましたね。
遅れましたね。
――何か理由とかありますか?
うーん、まぁないっちゃない、あるっちゃあるという感じです。
――微妙な感じですね。
フジロックをたくさん見ていたわけではないのですが、あえて言うならば、おまけ部分を書くのに手こずったところはあります。
――なるほど、まぁとりあえず行きましょう。
1曲目は、パソコン音楽クラブ「KICK&GO feat. 林青空」です。
――シンガーソングライターの林青空をゲストボーカルに迎えたニューシングルですね。
林青空、初めて知ったのですが、良い声質しているなと思いました。そもそも、パソコン音楽クラブは前作がアンビエントな趣強めだったので、そういうイメージで再生したのですが、秒で裏切られて、とても良かったです。
――とてもキャッチーでポップですよね。
もともとそういう音楽もやるユニットだとは思っていましたが、今作はそちらに振り切った印象です。そしてその音像が林青空の歌とのマッチ度高めですね。
――多くの人に届きそうな楽曲ですね。
そう思います。パ音としては、前作との振り幅含めて、やりたいことをやっている感を感じて、とても良いなと思いました。
――お気に入りの箇所が、2分ごろの展開と。
そうですね、ここに技術も詰まっているような気がしたのですが、綺麗にテンポを下げながらCメロに入っていくところが好きすぎますね。そんなに特別なものでもないような気がしますが、最小の手つきで景色をガラッと変える展開が、何度もリピートしたくなるような持って行き方でした。
――フジロックのアクトも良かったみたいなので、今後も楽しみなユニットです。次の曲に行きましょう。
PUNPEE , BIM「トローチ」です。
――8月3日にリリースされるコラボEP「焦年時代」からの先行配信曲とのことです。
そうなのですね、タイトルもなんか良い趣がありますが、トラックがとても面白いなと思いました。別に最先端という感じは全くせず、むしろそこから距離を取っているような気がしますが、古いとは全く思わない。不思議な魅力があると思いました。
――フックのキャッチーさはPUNPEE感ありますね。
それはそう思います。やっぱりPUNPEEの曲を引き付ける力みたいなのが凄いなとは思います。BIMももちろん良かったです。
――ちなみに、口笛でスカートの澤部さんが参加しているらしいです。
全然気づかなかった。。。
――次の曲はなんでしょうか?
yonawo「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」です。
――「tokyo」という曲に外れ曲なしですね。
ほんとそれです。yonawoの曲はいつもグルーヴが抜群ですが、この曲はいつにも増してな気がします。
――鈴木真海子とSkaaiという二人のラッパーを迎えていますね。
そのためか、全体的にラップの印象もあります。グルーヴの雰囲気とばっちりあった、心地よいラップです。それでいて、客演の二方含めて、それぞれのフロウが個性的ですしね。
――いわゆるチルという感じでしょうか。
そうなのかもしれませんが、そういう言葉に回収させないほうが良い音楽な気がしました。
特別な展開があるわけではないですが、いつまでも浸っていたい空気感が、曲全体を包んでいて、本当に良い曲だなと思います。この音数、このテンポで聴かせられるバンドは強いです。最後の雑談もなお一層、曲を引き立てています。
――ずっとリピートできそうな楽曲ですね。それでは、最後の曲をお願いします。
最後は、優河「people」です。
――一聴して、凄い歌です
これが「歌」なんだなと思わせる力がありますね。どれだけスケールでかいんだと。どこまでも響き渡りそうです。
――前作「言葉のない夜に」に続き、魔法バンドと呼ばれる千葉広樹(Ba)、岡田拓郎(Gt)、谷口雄(Key)、神谷洵平(Dr)と共同レコーディングとのことです。
――正直、歌があまりにも凄すぎて、後ろの音には良い意味で意識がいかないのですが、それもスキルがあるからこそなんでしょうね。歌を引き立てるスキル。
――優河は、ドラマや映画の主題歌に起用されたりしてますから、今後も活躍の幅を広げそうです。
それだけの音楽やっていると思いますね。この歌は確実にマスに届きうると思います。
――ありがとうございました。気づいたら、今回の4曲は、フジロック色強めですね。
言われてみれば、メインの4アーティストは皆関わっていたようですね。優雅はキャンセルになっちゃってましたが。
とりあえずこういうアーティストがどんどん広く聴かれると嬉しいですね。
――そうですね。では最後に手こずったというおまけをお願いします。
懲りずにリリスクの話です。以下の記事についてです。
「アイドルの在り方──鼎談:minan(lyrical school)×キムヤスヒロ×細田日出夫(JAM)」というタイトルだけでも必読感ありますが、加えてインタビュアーはつやちゃんです。読むしかないですね。
ただ、あまりに思うところがあり過ぎ、ここに書くにはちょっとやり過ぎだなと思ったので、別記事にしました。以下をどうぞ。
――別記事にしたのですね。ご興味あれば是非こちらをどうぞ。
そうですね。タイトルの通り、「アイドルの在り方」という大きなテーマにも踏み込んだ内容になっていますし、さすがのつやちゃんの記事なので、すくなくとも記事は読んでほしいですね。
――そうですね。今週もありがとうございました。
ありがとうございました。次週もよろしくお願いいたします。
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