【ライブの記憶】Off Topic meetup 2024/11/01

行くまで気づかなかったのですが、会場はこのnoteのイベントプレイスである四ツ谷のnote placeでしたし、
もっとシェアしてほしいというお二方の想いも聴けたので、
11/1におこなわれた、草野美木さんと宮武徹郎さんによるテック系ポッドキャスト Off Topicのリスナー向けトークイベント「Off Topic meetup」に関して、簡単に感想をまとめておきます。


まずぱっと見で印象的だったのは、参加者の年齢層。
何かもともと思っていたことがあるわけでもないのですが、思った以上に年齢層がバラバラな感覚があり、なるほどこういう感じのリスナー層なのか、という発見がありました。
ちょっと言い方あれでかもですが、Off Topic聴いているシニアの方とかめちゃくちゃ良いなと思います、自分もそうありたい。

また、仕事的には、おそらくですが、やはりVCだったりスタートアップに近いところにいる人が多いのかなぁと思いつつ、どういう参加者層だったのかは、結構気になりました。


ざっと内容をさらうと、アジェンダはこんな感じ。こういう回でも、”アジェンダ”という言葉を使うあたりも、なんかっぽいなと思うなど笑

アジェンダ

最初は事業説明。Off Topicが会社なのは知っていましたが、コンサルとかもやっているんですね、知りませんでした。
何かの権限を発動して、自社にも呼びたいですねぇ、、、笑

コンサルティングもやっている

現時点の2024年再生回数ランキングはこちら。
単純に年始のほうが上になりがちなので、という話ではありますが、興味深い。

現時点の2024年の人気エピソード

ちなみに、自分はもともと2020年8月の時点ではOff Topicを認識していたみたいですが、その時はそこまでハマらなかったんですよね。
それが、今年「#211 時はAI検索エンジン時代!あなたのコンテンツ価値はいくらでしょう 」を聴いたときに、あまりにも面白すぎてびっくりしたという。(なので、結構上位にあって嬉しい)
4年経って、ようやく分かるようになったことが増えたということなのかもしれません。


ちなみに、写真撮りそびれたのでポストを拝借ですが、
右の写真の通り、参加者からの人気エピソードは、単純な再生数と比較すると、ちょっと違って、この辺も興味深いです。


その後は、会場からのQ&Aも交えながら、事前質問に色々答えてくれました。個人的には、気になっていた「シェアされづらい問題」に関する質問ができてよかったです。
下手なシェアやコメントをするのもどうなのかなかと思うことも多いのですが、「面白かった」レベルのコメントでも嬉しいという言質(?)を取ったので、引き続きシェアしていきたい所存です。

ちなみに、いつか書こうと思っていて、まだ書けていない「感想を書く」という話を少しだけ備忘がてら少し書いておく。
以下のあたりの話なのだが、「感想を書く」ということは、「自分なりの文脈を編む」ということだろうと思っている。
そういう話をまさしく書いているのが、以下であって、これから感想を書くことの重要性は増していくような気がする。

弱い文脈とは、ある個人の解釈や、その作品に結びつけているエピソードを指す。これには流通性や正統性がない。よって単体ではとても弱く、誤読を含む可能性も高い。しかし弱い文脈にはそれ故の逆説的な強さが備わっている。「弱い文脈の強さ」だ

主体性、積極的関わり、作品世界への参与、秘密の所有によって、または語りによって、読者はある解釈の糸口の持ち主となり、ひいては作品そのものの持ち主になる。解釈をすることで、読者は作者になる。単なる語り手を越えて、解釈を通して、その作品の一端を担う

事前質問のうち、ポッドキャスト関連のもの

懇親会はいつも通りいまいち立ち回り方が分からないという現象に陥りましたが、何人かの方とも会話できてよかったです。
草野さん宮武さんとはお話しできませんでしたが、またいつか。

※なんかめっちゃ良い感じに撮れた、乾杯の時の動画

懇親会でいただいたノンアルのクラフトビール、BLULO
ノンアルなのに酔った気がするが、めちゃ美味しかった。


という感じのイベントで、とても楽しめました。
今回のイベントで改めて思いましたが、Off Topicって結構不思議なコンテンツだなと思っています。
まず草野さん宮武さんのお二方が、良い意味で今っぽくない。ゆるいというかなんというか、Q&Aなんかでも全く飾り気がない気がして、興味深いです。

自分がOff Topicについてすごいなと思っていることの一つに、いろんな形で情報を発信しているということがあります。
例えばビデオポッドキャストも出しているし、Xではスレッドで関係記事もまとめて投稿してたりするし、記事化もしてるし、図解も依頼してやってもらってたりするし。
これって普通にどんなコンテンツも意識すべきことだと自分は思うけれど、そこにかかるコストとリターンを考えると、世の中的にはあまり見合わないんじゃないかと思ったりします。
ただ、それでも地道にやり続けているというのが、尊敬するし、本当にすごいと思う。
Off Topicが長尺である理由も、そこに強い意図があるわけではなく、「ニュアンスをしっかり伝えたいから」結果としてそうなるというのは、ものすごく真摯な姿勢だなと思います。

悪い意味で、是か否か・右か左かという極端なスタンスがアテンションを集める現状において、こういうスタンスはものすごく重要かつ稀有なことだと思います。
そして、そのスタンスがコンテンツに貫通しているが故に、それがリスナーにもしっかり届いているんだなという感覚が、今回のイベントでありました。

Q&AでもAIが今後さらに発展していく世界において人間にできることは?的な話がありましたが、
個人的には、結局人間に残る価値って、AIと比較すれば確実に有限かつ希少である「時間」をどのように使ったか?でしかないと考えたりします。
その積み重ねが「文脈」になり、「世界観」になっていく。
そういう少し先の未来を体現しているのがOff Topicなんじゃないかなとか、思った夜でした。(そしてこれは↑に書いた「感想を書く」ということにも繋がる気がしています)


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