米国市場環境(2021年1月)
<定点観測>
・米国株式市場:1月は0.5~1.3%下落(NASDAQの調整が大きい);市場加熱への警戒感、材料の出尽くし;GameStop株などのショートスクイーズ
・IPO: 1月24社(顧客体験管理のQualtrics、Eコマース決済のAffirm、など) ;SPACによる未公開企業の買収による逆さ上場が急増(EV関連など)
・ベンチャー資金調達:146社(前年同月比4%増)、$19.6B(同73%増);半導体/ロボティクス/モビリティが35%、ICTインフラ/エンタプライズ/マーケティングが22%、ライフサイエンス/ヘルスケアが19%を占めた;なかでもEV関連が目立った
・失業率:2000年4月14.7%(雇用22M減)→ 5月13.3%(飲食中心に回復)→ 6月11.1%(若干改善)→ 7月10.2%(若干改善)→ 8月8.4% → 9月7.9%(着実に改善しているが改善幅は鈍化している)→ 10月6.9%(着実に改善)→ 11月6.7%(改善幅が鈍化)→ 12月6.7%(前月から横ばい)→ 2021年1月6.4%(若干改善)
<その他>
・米政権交代;議事堂襲撃、大統領令(環境、移民、国際協調、新型コロナ対策など)
・新型コロナウイルス感染者1憶人(アメリカ2,600万人);変異種の広がりとワクチン接種の遅れ;日米間で搭乗前の感染検査と陰性証明が義務づけ
・新大統領の景気対策案($1.9T;使途は、一人$1,400の追加給付、失業保険給付への$400上乗せ9月まで、PPPローンなど$440B、ワクチン接種など$415B);共和党上院議員団から規模を縮小した対案がでたところ
・ビットコインの高騰と調整(一時41,986ドル;現在33,000ドル台);金は1.844ドル(先月から2%下落)
・GitHubへのソースコード流出問題
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