書三代ガクトにおける今後の”百合”作品という発信について

本記事は特定の配信の気になる点や同意できない点を具体的に記載しております。あらかじめご了承ください。
批判はしておりますが、否定をする意図はありません。

書三代ガクトが今後、発信するにあたっての”百合”という言葉の使い方

まず結論になるのですが、公式が言っていない限りは百合と言わないようにします。
ただ紹介するにあたり、女性同士の関係など、言い換えるだけの話なので、あくまで言葉を使用するかどうかでもあります。

このノートに書くに至った経緯

正直、迷いましたが、一回感情を消化(昇華?)するとともに、自分の思いをちゃんと書いておこうと思った次第です。
というもの、とある配信にお邪魔して、はらわたが煮えくりかえるような思いをしたことと、その後ずっとその感情が消えないこと、その配信をご覧になった方からご意見をいただいたことがありまして、スタンスの提示も含めて一度文章化したかたちです。
同時に私もコンテンツについて発信する立場であるので、該当配信の同意できない点も記載しております。

該当配信アーカイブの扱いに関しては主催者様に委ねております。

また本noteは全文公開しないつもりでしたが、XのDMにて主催者様に公開しないつもりであることを含めて共有したところ、送付後20分ほどで「貴重な意見ありがとうございます」「参考にします」という旨の返信をいただきました。
個人的には参考にしているとは感じられなかったので、公開することにいたしました。

主催者様には「どの点を参考にされるのか」をお伺いをし、「勝手ながら公開することにさせていただいた」とお伝えしております。(1時間ほど待ったのですが、「送信済み」のままで、ご確認されているかどうかは分かりません)
追記:本件主催者様にもご確認いただきまして、謝罪をいただきました。

そもそも書三代ガクトってどんなやつ?

小説系VTuberとして活動をしている者です。
コンテンツ(ほとんど小説)について発信を続けるものになります。
一応、2024年3月時点で、単品の小説紹介動画は550個超え、コラボ読書会は210回以上やっていたりします。

宣伝みたいになってしまって申し訳ないですが、上記はYouTubeに上げております。

あと、ラブライバーでもあります。
ラブライブ!サンシャイン!!にはまり、Aqoursのライブ、ファンミーティングは毎週のように行きまして、その後、アニメは全部見て、μ'sのライブDVDを全部購入、視聴し、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、スーパースター、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブも追っかけています。
いわゆる箱推しです。

実際”百合”作品は好きなの?

好きです。
例えば『裏世界ピクニック』『ノートより安い恋』『百年文通』などはとても好きですし、一時期、『コミック百合姫』は買っていたりしました。
ただ百合作品だからといって手を伸ばすということはあまりなく、青春作品や恋愛作品が好きなので、百合作品も好きではあります。

ただ作品においての肉体関係描写は苦手でして。完全拒絶ではないんですが、コンテンツにおいてヘテロだろうが、百合だろうが、BLだろうが、苦手というところはあります。(正直、作品ごとはありますが……)

書三代ガクトの”百合”コンテンツの見いだし

作品において作者がどこを魅力と感じてもいたいのか、読者がどこに魅力を感じるかどうかは明確に分析することはできないので、これも受け手次第なところはありますが、
女性同士の関係を魅力として前面に出している、あるいは中心に感じられるような作品のことを百合作品と呼んでおります。

例えば
青崎有吾先生の『地雷グリコ』
うえお久光先生の『紫色のクオリア』などは百合作品としておすすめしたこともありました。

ですが、今後は該当作品も”百合作品”とは発信しない形になります。

どうして発信をしないと思ったのか

百合という言葉を使用し、その作品群で楽しまれている方を批判や否定するものではありません。
あくまでこれは発信をする書三代ガクトのスタンスとして、今後発信するにあたり”百合”という言葉はふわっとしすぎていると考えたためです。
"百合"は範囲を広げている/広げ続けていること、そして受け手次第で意味が変わる言葉であるとされている(らしい)ので、発信においては使わないことにしました。

また今回のようなすれ違いが今後発生しないためでもあります。

該当配信について

ここからは具体的な配信の批判になります。

該当配信は下記です。
【さゆりゼミナール 3限目】書三代ガクトと学ぶ『百合にまつわるエトセトラ~応用編~』 #さゆがしたい【百合好きVtuber

こちらは主催者様に百合を教えてもらうという建て付けで、事前に百合についての質問をお渡しし、配信上で教えてもらうという配信です。

色々やりとりをした上で、百合にはどんなサブジャンルがあるのか、どういう歴史があるのかを質問する形になりました。(こちらのやりとりは裏でやっておりますので、原文のママ公開するのは避けます)

というのも、当時「学生百合」「社会人百合」というように、どうして百合コンテンツはキャラクターの属性で分類しているのかが分からず、気になっていたためです。
※上記疑問はX上で投げたところ、お教えいただき、私はとても納得したのでここに記載しておきます。
というのも元々、最初は「学生百合」が多かった中で、分類するために「社会人百合」などの言葉がブッシュされ、その後属性での分類をするようになったとのことでした。
歴史を調べたわけではないので精査はできていませんが、上記で納得をしております。お教えいただきありがとうございます。

気になっているところ

上記質問が配信上で応えられたとは思っていないのですが、それは特に気にしていません。
ただ全体的にふわっとしていること、そして言葉の使い方が揺れているように感じており、私に教えるという建て付けで発信されていることが気になっております。

配信上では基本的に流しておりましたが、具体的には下記です。

●全編にわたって
百合の話は「繊細」であり、都度都度「炎上に繋がる」と主催者様ご自身のおしゃっていますが、その認識がありながら、いくら「個人の意見」だとしても言葉の使い方が雑に感じる
私に教えるという構造の「ゼミナール」において、冒頭でおっしゃった「個人の意見」なのはちぐはぐに感じる

●百合について
「自分が百合だと思っているものは百合」というスタンスの配信で、百合かどうかは「百合観は人それぞれ」「個人の感性」であるにも関わらず、作品が百合であるかどうかを感じるのは「知識量とか触れてきた作品の数によって比例」して「この作品を百合と認識できるかどうか」という風に言葉が変わっている。
※「する/しない」と「できる/できない」の混同
・触れている作品を提示したところ、私のことを「有識者」認定
・二次創作が多いかどうかで「作品と見る百合の歴史」のラインナップ
に加えている
※上記判断基準でいいのかは私には分かりません。

ラブライブ!について

私がラブライバーと伝えたところ、ラブライブ!を百合と認識させようという動きを感じました。
個人的にはラブライブ!を百合としては見ておりませんが、百合として楽しむこともできますし、そう見ている方については「自分と違うんだな」としか思いません。
が、百合と見ることや解釈を押しつけられるのはとても嫌です。(これはコンテンツ全般に言えますが)

また配信での言葉もかなり気になっていて、さすがにと思いましてアーカイブにコメントいたしましたが、
「ラブライブ!シリーズに恋愛感情をきちんともったキャラクターが登場するんだ」という発言は同意できません。

こちらの発言はラブライブ!は百合として見ているかどうか聞かれまして、
主催者様から「にこまきは公式からプッシュされている」「虹が先学園のシーズン1の歩夢ちゃんが侑ちゃんを押し倒すシーンはどういった感情で?」という質問と質問いただき、
私が「強烈な感情を持っていて百合として認識してもいいけど、百合という言葉をあてはめたくない」という旨の返答に対してのものでした。

ここは大きく分けて2つの視点があると思います。

①ラブライブ!シリーズで恋愛感情を”きちんと”持ったキャラが登場するのか
②百合と認識しない私に対して、百合と認識させようとしている
※②はアーカイブでのコメントのやりとりでより明確化している気がします。

①に関しては解釈だと思いますが、
「歩夢ちゃんが侑ちゃんを押し倒すシーン」の以前のことである「にこまきは公式からプッシュされている」を並べているので、論旨がよく分からないです。
以前からあったという話今までなかったという話が並んでいるように私には見えます。ただこちらは百合と恋愛感情という言葉の揺れで生じていることかもしれません。
また言葉の綾かも知れませんが、作品からシリーズ公式を語るのは個人的に違和感がありますし、この"きちんと"は何にかかっているのかはかなり大事な気はします。

②はアーカイブのコメントでのやりとりで下記趣旨の返答をいただきました。
端的に言えば”「恋愛感情が発生する者は一般的に百合と認識しやすい」ので「恋愛感情があるキャラ登場している」と思っ"ていることを”引き合いに出した”とのことでした。
つまり私の解釈に対して主催者様の解釈は一般性があるという主張で、もっと言えば一般性のある解釈を用いて異なる解釈をする私に百合と認識させようという意図の発言と理解しております。
ただしこの一般性については主催者様の解釈以外に根拠がないともいただいております。
※原文はYouTubeアーカイブのコメント欄をご覧ください。

恋愛感情有無の解釈については私と主催者様で違いますが、私は主催者様の解釈を否定する気はありません。
しかしながら主催者様は「百合は個人の感性で判断される」とおっしゃりながらご自身の解釈、ご認識を押しつける行動をしていると感じております。

最後に

私は百合作品、コンテンツが好きです!
今回のnoteは百合作品、コンテンツへの意見でもなく、嫌いになったという話でもなく、
私の発信スタンスを定めたという報告と、それに至った理由として上記配信があり、気になっている点を共有させていただいた次第です。
また本配信に参加し、教えられたからといって、主催者様のスタンスや発言には同意していないこともここに明記しております。

作品とジャンル、カテゴリは、私は発信するにあたり、かなり気をつけている(つもり)の箇所になりますので、noteに改めて記載をさせていただきました。

とはいえ、気をつけていながらも、よく間違えたりしますし、皆様からご指摘いただいて気付くことも多々あります。
その時は訂正するようにしていますので、ぜひ皆様のご意見や知識をお教えいただけるととても嬉しいです。

まとまらない長文で申し訳ございませんでした。ここまで読んでくださりありがとうございます。

そんな感じでコンテンツを第一に、気をつけて発信してまいります。
よろしくお願いいたします。

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