スマートホーム構築
こんにちは、Shoです。今回で3回目の投稿です。
今回のテーマは、「スマートホーム構築」です。スマートホームとは一般的には、IoTやAIを駆使して快適な生活を実現する住宅のことです。私自身は、3年ほど前からスマートホームを構築して、生活が快適になりました。
スマートホームの構築に関しては、
「何から始めて良いかわからない」、「導入コストが高そう」
というように感じている人が多いではないでしょうか?
また、「スマートホーム化のために、とりあえずスマートスピーカーを買ったけど、結局あまりつかっていない」という人もいると思います。
この記事ではそんな方に向けて、誰でも簡単にスマートホーム構築をできるように、私が普段使っている製品とその使い方についてご紹介します。
1. 構築した環境
スマートリモコンを導入することで、家電ごとに必要だったリモコンがスマホ1台で済むようになります。
家の照明は、時間帯に応じて自動的に明るさや色が変わります。
掃除は、ロボットが勝手にやってくれます。
2. 構築ポイント
①日々、頻繁に行う作業を自動化する
スマートホーム構築で最も重要なポイントは、自動化だと思います。特に、毎日必ず行う作業や頻繁に行う作業を自動化することによって、その作業に費やす時間が減り、時間を有効的に使うことができるようになります。また、必要な作業を忘れずに確実に実施できるというメリットもあります。下記のおすすめ製品紹介の中で、自動化ポイントを記載していますので、是非参考にしてみてください。
②音声アシスタントは無理に使わない
スマートホームと聞くと、何もかも「アレクサ」や「OK, Google」などの音声アシスタントで制御するイメージを思い浮かべる人もいると思いますが、私の経験上、音声による制御は導入して数日であまり使わなくなりました。上記の自動化を行ってしまえば、わざわざ声を出す必要がありませんし、手元のスマホやリモコンで操作する方が早いことが多いからです。スマートホーム構築にスマートスピーカー自体は必須ではないと思います。(大量に所持していますが、現在はほとんど使っていません...↓)
3. 構成要素
■ スマートリモコン(おすすめ度:★★★)
・Nature Remo mini
一番重要なアイテムです。スマートホームを構築したい方は、はじめにこれを買いましょう。これがあれば赤外線で操作できる家電をスマホやスマートスピーカーから操作できるようになります。私は、このほかにSwitchBot Hub PlusやeRmoteなどのスマートリモコンを複数持っていますが、個人的に一番アプリケーションが使いやすく、デザインが好みだったのがこのNature Remoです。
【自動化ポイント】
・外出/帰宅時の家電一括電源オン/オフ
アプリから設定できるオートメーション機能を使うことで、位置情報や時間をトリガーに家電を制御できます。外出時に使用しない家電の電源を切る、帰宅時に使用する家電の電源を入れるという設定を行なっています。
■ スマートライト(おすすめ度:★★★)
・Philips Hue ホワイトグラデーション シングルランプ
これも重要なアイテムです。スマホやスマートスピーカーで操作できるライトです。このHueの個人的に一番便利な点は、時間指定で明るさや色を自動的に制御できる点です。家のほぼ全ての明かりをこのHueにしています。高いモデルはいろんな色に設定することができますが、個人的にはホワイトグラデーション(電球色~昼光色)が安くて良いと思います。(Amazonアウトレットだと古いモデルが安く手に入るのでおすすめです!)
Hueの制御には、Hueブリッジと呼ばれるハブが別途必要です。(新しいモデルのHueは、Bluetoothに対応しているのでスマホだけでも基本操作が可能です。)
【自動化ポイント】
・ルーチン機能で指定した時間に好みの明るさ/色に切り替える
①起床時間に自動点灯
→アラームの音ではなく、hueの光で自然に起きることができます。
②始業時間に白色に切り替え
→仕事開始と同時に集中モードに入ることができます。
③終業時間に暖色に切り替え
→仕事を終えて、リラックスモードに入ることができます。
④就寝時間直前に明るさを徐々に暗くする
→夜更かしせず、自然と寝りにつく体勢に入ることができます。
・外出/帰宅時に自動消灯/点灯
スマホの位置情報を元に、自宅から一定距離離れた場合には自動で照明を消灯し、自宅に一定距離まで近づいた場合には自動で照明を点灯するといったことができます。この機能のおかげで、電気の消し忘れが無くなります。
■ ロボット掃除機(おすすめ度:★★★)
現代の家電の三種の神器は、ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機だと勝手に思ってます。導入コストは高いですが、時間をお金で買えると考えれば、費用対効果は高いと思います。人が掃除するのは、ロボットが入り込めない隙間や細かいところだけで済みます。
・iRobot Roomba e5
普段はこのルンバが掃除をしてくれるので、本当に掃除が楽になりました。ルンバは値段が高いイメージがありますが、このe5は5万程度で買えるので、あまり部屋が広くなく、高性能なモデルが必要ない方にはおすすめです。このモデルは、ダストボックスを水洗いできる点が良いです。
・iRobot Braava
上記のルンバできれいになった後に、さらにこのブラーバで水拭き・乾拭きをしてもらっています。動作音がかなり静かなので、夜中でも使えます。
【自動化ポイント】
・時間指定による自動掃除開始
毎日決まった時間に自動的にルンバが清掃を始めるように設定しています。毎日、ランニングをしているので、その外出時に合わせて動作するようにしています。上記で紹介したモデルではできませんが、ルンバとブラーバの上位モデルであれば、ルンバが清掃完了後に自動的にブラーバで清掃開始するといった連携もできます。
■ スマートロック(おすすめ度:★★)
・Qrio Lock
家の鍵に後付けが可能で、スマホやApple Watchで鍵を遠隔制御できるようになります。マンションのエントランスを開けるためには物理鍵が必要なので、既存の鍵を持ち歩く必要はありますが、オートロック機能とハンズフリー解錠機能だけでも便利です。
【自動化ポイント】
・外出時のオートロック
オートロック機能があるので、外出時に鍵を閉めるという作業が無くなります。
この機能のおかげで鍵を閉め忘れる心配がなくなりますが、解錠デバイスや鍵を持っていない状態で外に出てしまうと閉め出されて詰むので注意です。
・帰宅時のハンズフリー解錠
スマホさえ持っていれば、ドアの前にきたタイミングで勝手に鍵を開けてくれます。両手が塞がっているときに便利です。
■ スマートスピーカー(おすすめ度:★★)
スマートスピーカーの中で、個人的に一番おすすめがAmazonのEchoシリーズです。理由としては、ウェイクワード(「Alexa」、「OK, Google」、「Hey, Siri」など、音声アシスタントの利用時に呼びかけるワード)が主要な音声アシスタントの中で一番言いやすいからです。あと、AmazonのEchoシリーズは、prime dayなどのAmazonのセール時にかなり安く購入できるので、買うタイミングには注意です。前述の通り、スマートホーム構築には必須ではないので、音声で家電を制御したい人向けです。
・Amazon Echo Show 5
Amazonのディスプレイ付きスマートスピーカーです。これはディスプレイがついているので、普段は置き時計として使っています。
・Amazon Echo Flex
prime dayで安かったので買いました。コンセントにそのまま挿せるタイプなので、キッチンのコンセントに挿して使っています。料理中などで手が離せない時にタイマーとして使えるのが便利です。
■ スマートプラグ(おすすめ度:★★)
・Amazon smart plug
スマホやAlexaで操作できる電源プラグです。スマートリモコンで制御ができない家電と組み合わせて使っています。家電によっては使用できない場合があるので注意です。(シャープの空気清浄機では使えましたが、バルミューダの空気清浄機では使えませんでした。)
■ その他(おすすめ度:★)
・Sony HUIS Remote Controller
電子ペーパーを搭載した学習リモコンで、あらゆる赤外線リモコンをこれひとつに集約することができます。手元にスマホがない時は、こちらを使うことが多いです。操作画面をカスタマイズできる点と立てて置ける点が良いです。
・Nature Remo E lite
家のスマートメーターと接続して電力消費量が可視化できる電力モニターです。(別途、電力会社が発行するBルートサービスのIDとパスワードを取得する必要があります。)Nature Remoのアプリ経由でリアルタイムに電力消費量を確認できます。現状は、節電意識を高めるぐらいにしか活用できていないので、これからのアップデートに期待です。
4. おわりに
スマートホーム化は難しそうなイメージがあると思いますが、実際は今回ご紹介したようにスマートリモコンを買うだけで簡単にできます。わざわざスマート家電とよばれる高い家電を買わなくても、5千円程度で買えるスマートリモコンがあれば、既存の家電をスマホから制御できるようになります。特に、スマートホーム化による作業の自動化は非常におすすめなので、今回ご紹介したものの中から何かひとつでもライフスタイルに合いそうなものがあれば導入してみて欲しいです!
今回は導入編ということで、簡単に取り入れられるものだけ紹介しましたが、他にもAppleのHomeKitを活用した家電制御などもこれから紹介していけたらと思います。次回は、映画・音楽・ゲームなど、おうち時間を楽しく過ごすための環境構築について紹介します。
何かひとつでもみなさんの参考になれば嬉しいです!ありがとうございました!
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