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武蔵美で観光を学ぶ!VCP for TOKYO Tourism【講座編Day1】
楽しみにしていた講座の初日を昨日迎えることができました!
『デザイン経営は、発信することから』という丸山先生のお言葉があったので、1日でも早く発信してみることから始めます。
まずは丸山先生からのオリエンテーション。
エクスペリエンスデザインとサービスデザインについて触れられ、
『初年度の今年のプログラムではサービスデザインまでは踏み込まないが、3カ年でのプログラム構成になっているので、すべて通して学びたい人は、熱意をしっかりとエントリーシートでアピールするように』
とのコメントがあり、3年連続で参加したい気持ちが高まりました!
そして他己紹介では、受講生が高校生から60代までと非常に幅広いことを知り、受講生間の学びも非常に楽しみになりました。
続いて、石川先生からは、観光の歴史についてから。
観光文化の先駆けとして、イギリスがイタリアやフランスなどを学びに行ったグランド・ツアーについて触れられ、このツアーの記録が、画家によって絵画に描かれたり、旅行記としてガイドブック(富嶽三十六景なんかも)になったりという、観光とアートとの繋がりについて説明されました。
そして、観光のあり方の変容は、けっこう美術の変容の歴史と親和性があると。アートが社会の価値観を映している(または影響を与えている)のだとすると、それが観光にも影響を与えるのはそりゃたしかに。
ということで、ブッキング・ドットコムの2025年の旅行トレンド予測を見てみたら、
■2025年の旅行トレンド一覧
1. 宇宙を体感する"ナイトツーリズム"
2. 長寿を得る没入型リトリート旅
3. 個の欲求を満たすAI活用の旅
4. 多世代で紡ぐ、心に刻む旅
5. 男性’同志’、ウェルネスと自己啓発の旅
6. シニアの枠を超えてスリル満点な冒険への旅
7. 見えない細部のニーズをテクノロジーで形にする旅
8. ヴィンテージを楽しむ旅
9. 空港を旅程の一部として楽しむ旅
3番7番とテクノロジー関連が入りながら、「夜」「リトリート」「多世代」「心」「ウェルネス」といった観点も。
そして、石川先生の講義の中で当日バズワードになったのが「ふわふわ」
「じろじろ性」が鑑賞者の視点だとしたら、「ふわふわ性」を観光客の視点とし、日常や偶然といった特定の目的ではない”ふわふわ”
この「日常性」に「新奇性」を掛け合わせたのが、こちらのブランコの事例。
そして、「ふわふわ」において大切になるのが「遊歩」という「歩く」こと。
「歩く」を魅力的にしていく。
まなび
歩くを魅力的にしていくとは
住民がまず歩く必要がある
歩くとは日常を大切にすること
住民の歩くと、観光客の歩くを、シンクさせることができると持続的になる
住民と観光客の両者で、まちを、文化を作る