美しくいなくなりたい
終わるね、21歳。
思い出からの卒業、沢山しなければいけない。
全ての思い出に未練がないと潔く言い切ることも出来ない。
想像していた4年間とは違ったかもしれない。
というか全然違った。
欲しかった未来が無かった方が多いと思う。
それでも現在(今)残っているものがあって、人がいて。勝手に思いでを美化しすぎるなよと思う。
出会いもあれば、別れもあって。
別れて終わりなんかじゃなくて、きちんとその別れから学ぶものがあって今の私の一部分になっていて。
別れは悲しかったけれど、出会いたことに心の底から感謝している。
その分の出会いも沢山あったしね。
別れても出会えた事実はずっと消えないから、もう悲しくないよね。
無いものよりも、今有るものに目を向けてあげなきゃね。大切なこと程、心が狭くなると忘れてしまうからたまにこうやって文字にしてみる。
幸せっていうのは、もっともっとと何かを追い求めることではなくて、今あるもの認識することだって最近いろんな場面で目にする。
うすうす気づいているけれど、まだ完全に心で納得できない。
まだ、若さの名残が欲しい。
臆病になる前の自分にもう一度出会いたい。
生きていることが、自分という存在がどうしようもなく嫌になってしまう時は今でもあるし。そういう時は何も効かないし。
何をそんなに毎日不安がっているのかと思われるかもしれないけれど、音楽も言葉も薬も何も効かないただ苦しみに耐えなければいけない時間を過ごした経験があるから怖い。生きていくことが。
また同じように何も効かなくなったらって思うと怖い。
それはきっと、自分を信用できない裏返しで。
自分の性格とか感性とかがどうしようもなく嫌になって、憎んで。
ただこの世に生きている、生かされているという事実しかもうなくて。
受け止めて、諦めての繰り返しで生きていくんだと思う。