篠崎

特に思い入れはありません

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時間の経過はピアスが教えてくれた

きちんと手入れしてやらないと、案外簡単に閉じてしまうんだよ。 大学に上がる年の3月に初めてピアスをあけた。 正確に言えば、親に開けてもらった。 髪を染める代わりにピアスをあけた。 イヤリングみたいにブレないし、種類も沢山あってイヤリングの何倍もいいなって思った。 わたしは多分まめな方じゃない。 面倒くさがり、いつだったかな1回目に塞がったの。 それを覚えていないくらい適当な生き方をしている。 2度目は、当時付き合っていた恋人に開けてもらった。 大学1年の秋、お泊まりした

    • 束の間の夏休み 

      社会人2年目の夏。 束の間の夏休みと言える一日が終わった。 お盆も大した休みはなく当番制で出勤をした。 今話題になっている業界に携わっているおかげでお盆期間はほとんど毎日残業が続いた。いくら自分で選んで就活をして入った会社だからと言ってあまりにも悪い方向へ状況が変化してしまうと精神的に疲弊してしまう。 というか心身ともに疲れ切っていた。 仕事に費やす時間が増えていけばいくほど心は凝り固まってしまって、その感覚は確かに分かるのにどうすることもできずにいた。 生きるために仕事

      • 写真の撮り方が分からなくなった

        比べるために始めたわけじゃないのに。 SNSを見ていて最近思ったこと。 少しだけ今の写真垢の話をしようと思う。    そもそもカメラを始めたきっかけは、自分が見る景色やその色を目に映した見たままの美しさで切り撮りたかったから。 詳しいことはこの記事に書いてあるので割愛。 高校2年生から同じ名前で写真垢を始めて7年目。  アカウントを変えたり、SNSが怖くなるような出来事があってもう一生アカウントは作らないと思った時期もあったり。結局溜まっていく写真がもったいなくてまた今の

        • 子供のころの後遺症

          子供のころ私はどんな子供だった?と母に聞くといつも覚えていないなとかあまり手がかからなかったかなと返される。私はきちんと育ててもらったはずなのに、母なる存在への安心感を感じない。もっと言えば、家族に対しての愛おしいという気持ちが持てない。 母は私が何かに転ぶ前に障害物を取り除いてくれていたと言おうかと思ったが、どんな障害物があるか怖さを教えて意思を奪うような人だった。 いつだって欲しい言葉はもらえなかった。自分が叶えられなかった夢を私に押し付けてピアノを習わせた。自分が習っ

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          最近の生活と2024の抱負

          2024年も2ヶ月目に入り、まだまだ寒い日が続くものの一日の日の長さに少しだけ感傷的な気持ちになっている。 新しい年が明けたからなんだよ、何も変わらないよ、そういう賑やかだったり晴れやかっだったりする雰囲気が苦手。なんとなく落ち着かないから、いつも通りが良い。年が新しくなっても生活は続いていくし、続けていくしかない。そこまで意気込まなくても良いような歳になったんだなあ。 変わらない日々の中で確かに変化していることがあると実感させられることばかりだ。そういうものを大事にしたい

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          別れと頑張ってね

          昨日はまた一つ別れを経験しました。 電話で声が聞けると嬉しくなってしまう先輩。 10月に入って急に退職することを告げられた。 心の準備なんて何もなかったから上司からその言葉を聞いたとき、フリーズしてしまった。もっと言えばそのまま泣いてしまいそうだった。 その人は誰からも好かれていて、仕事がとにかくできる。 初めて会った時の衝撃はすごかった。 これまで出会ったきた中で初めて会うタイプの人ですごくすごく魅力的だと思った。 誰からも好かれる理由は会わなくとも顔を見なくともよく分か

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          卒業アルバムが届いた

          一年前に支払いをした卒業アルバムがやっと届いた。 明日お届けしますと佐川急便からの公式LINEが鳴った夜は少しドキドキした。 個人写真に写る自分がどんなに不細工だろうかと。 私の期待を大きく裏切り卒業アルバムは想像以上に良かった。個人写真の写りも、小中高のどれと比べても一番良かったように思う。 一言でいうなら、かわいく写っていた。 可愛いではなく「かわいい」ね。 満面の笑顔でちょこんとはしっこに載っていた。 そもそ個人写真の撮影は任意で、周りの友達もほとんど撮影をしてなっ

          卒業アルバムが届いた

          心のどこかで自分で自分の人生を諦めている。

          お久しぶりのnote。 社会人4ヶ月目に突入している。 なんとか人間の皮を被って毎日素知らぬ顔で過ごしている。 明日は憂鬱な月曜日。というか日曜日の夜が今が一番憂鬱かもしれない。 若いから大丈夫ってよく言われるけれど、全然大丈夫じゃない。むしろ私は若いからこそ経験や知識がなく不安なことばかりだ。おまけに体力もないから、2日の休みで必死に体力を温存している。 「今から体力がないなんてね…笑」 「お酒が飲めないなんてかわいそう」 まあよくも自分の常識を押し付けてきますね、先

          心のどこかで自分で自分の人生を諦めている。

          美しくいなくなりたい

          終わるね、21歳。 思い出からの卒業、沢山しなければいけない。 全ての思い出に未練がないと潔く言い切ることも出来ない。 想像していた4年間とは違ったかもしれない。 というか全然違った。 欲しかった未来が無かった方が多いと思う。 それでも現在(今)残っているものがあって、人がいて。勝手に思いでを美化しすぎるなよと思う。 出会いもあれば、別れもあって。 別れて終わりなんかじゃなくて、きちんとその別れから学ぶものがあって今の私の一部分になっていて。 別れは悲しかったけれど、出会

          美しくいなくなりたい

          隣の芝はそれでも青い

          「隣の芝は青い」 自分のものよりも、他人のものの方がよく見えるということを意味する表現。より一般的には「隣の芝生は青い」という。 まあ皆さんご存知の通りの隣の芝は青い。 他人の方がよく見えたり、自分と比較したりで勝手に落ち込んだり。器用に生きれる人はこんなにめんどうなことをしないかもしれないが、私は器用では無いのでこの現象によく陥る。 一番最悪な時は、自分以外の誰かになりたくてしょうがないってずっと思っていたし、なんなら今もそんな気持ちが背後からやってきている気配がする。

          隣の芝はそれでも青い

          思い出の曲を泣かずに聴けるようになるにはどれくらいの時間が必要なんだろう

          11月、何度か自分の心が死んでしまった命日があるけれど、その一つが今月かもしれない。 大切な人と別れた日が近づくと未だに辛くなってまるで命日みたいなんだよね。 誰しも思い出の曲があると思う。 嫌でもその曲を聴くと、その時の自分や自分の感情が今の自分に映し出されて感情が溢れ出してしまう。いつになったらこの思い出の曲を泣かずに、心から晴れ晴れしい気持ちで聴くことができるのだろうと思い2年が経とうとしている。一体この2年で何が変わったんだろうか。 あなたとの思い出が無い曲が増えて

          思い出の曲を泣かずに聴けるようになるにはどれくらいの時間が必要なんだろう

          誰よりも何よりも寄り添ってくれる存在だと信じている。

          初めて出会ったのは、大学2年生。 世の中がこんなご時世になり、自分自身も何もかも上手くいかなかった時期に彼らの音楽に出会った。そして、私はいつの間にか邦ロックにハマっていた。 本当のことを言えば、大学1年生のころにも一度彼らの音楽には出会っていた。といってもある人が音楽を流しながら、歌っているのを私は聞いていただけだから、もちろん当時は興味も持たなかった。ただ、「マカロニえんぴつ」という一風変わっているバンド名をそこで初めて覚えた。当初の印象としては、名前からしてあまり好き

          誰よりも何よりも寄り添ってくれる存在だと信じている。

          何者にもなれないから写真を撮る

          学生最後の夏休みが終わり、後期が始まった。 夏休みボケが抜けないままで、初っ端の授業の予定を勘違いしすっぽかしてしまった。今年の夏はすごく良かった。夏休みらしいことができて心から良かったと思えるそんな夏休みになった。 話は趣味の写真に移る。 カメラを買ってもらい、写真を撮ることが趣味となり5年。いつでもどこでもカメラを持っていく。 コロナ禍に入ってから尚更撮る機会が増えたように思う。それまでは、日常の中でも特別な日にしかカメラは登場しなかったが、後々色んな経験を経てそれがす

          何者にもなれないから写真を撮る

          コロナ禍の学生をかわいそうという大人たち

          「ほんと、おまえらはかわいそうだよな」 「コロナ禍でかわいそうだね」 学生時代に何度この言葉をかけられただろう。 最初は、本当にそうなんですよみたいな感じで返事をしていたけれど流石に聞き飽きた。コロナ禍三年目になろうとしているのに、未だにこんな風に言ってくる大人は馬鹿だと思う。 かわいそう。 みじめな状態にある人に対して、同情せずにいられない気持であること。ふびんなさま。 確かにふびんでかわいそうだと思う。 小中高生は修学旅行や体育祭、あらゆる行事が制限されていたし(学

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          本当はの話

          先日インスタで「本当はの話」を募集した。 自分の中にどんどん溜まっていく消化しきれない気持ちをどこかに吐き出したくて、眠れなくて、考えれば考える程孤独な気持ちが深まって。 自分だけがこんな気持ちになるのかなって不安で気がついたら募集していた。とにかく安心したかったんだと思う。 本当はの話をすると大体良い顔をされません。 過去にすがりついていても何も変わらないっていうのは理解できる。 けれど、湧き上がる感情ってそんなに簡単に消せるものではないし、頭では分かっていても心が頷かな

          本当はの話

          今日の延長のような明日が来て欲しくないから、文をひたすらに書いてる。寝たくない、明日が来て欲しくない。分かり合えない・理解し得ないを経験して痛感しているからこそ、気持ちが救われない時絶望感で孤独が深まる。あと何日こんな夜が続くのだろう。ハロー絶望。

          今日の延長のような明日が来て欲しくないから、文をひたすらに書いてる。寝たくない、明日が来て欲しくない。分かり合えない・理解し得ないを経験して痛感しているからこそ、気持ちが救われない時絶望感で孤独が深まる。あと何日こんな夜が続くのだろう。ハロー絶望。