唐津日帰り一人旅
春休み一人旅第三弾、佐賀県編。福岡県在住なので佐賀は日帰りで行くことにした。
「天気の良い、月水金以外の平日」に行こうと決めていて、先日ドンピシャのコンディションだったので突発で行ってきた。
今回の旅は先日購入した「SIGMA dp1 Quattro」の初陣も兼ねる。どんな写真が撮れるか楽しみ。
10:00 博多駅
今回は電車で唐津駅へ行き、周辺を観光する計画。地下鉄空港線からそのまま在来線乗り入れで唐津まで行けるの知らなかった。
11:30 唐津駅
お昼前ごろに唐津駅に到着。
観光協会で観光MAPを貰い、まずはお昼ご飯へ。
お邪魔したのは海鮮丼の「魚処亀山」さん。
https://www.instagram.com/kameyama_sengyoten/
海鮮丼の写真が美味しそうすぎてここに決めた。
海鮮丼を待つ間にこの後のルートを考える。
今回は「旧唐津銀行 → 唐津神社 → 旧高取邸 → 唐津城 → 曳山展示場」を巡る盛りだくさんコースとした。
そうこうしていると海鮮丼到着。
言わずもがな、もうめちゃくちゃに美味しかった。口コミで行列と聞いたので少し心配しながら早足で向かったが、平日のお昼ちょい前なら待たずに入れた。
12:30 旧唐津銀行
続いて旧唐津銀行へ。
東京駅や日銀本店の設計をした、唐津出身の「辰野金吾」が監修し建てられたそう。現在は「辰野金吾記念館」として開館しており、無料で見学できる。
ちなみに辰野金吾は福岡天神にある「福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命保険九州支店)」の設計も手がけたそう。現在は「エンジニアカフェ」として福岡のエンジニアで賑わっている。
13:00 唐津神社
旧唐津銀行を後にし唐津神社へ。かの「唐津くんち」はこの唐津神社の秋季例大祭だそう。
参拝をし、境内で少し写真を撮らせてもらった。
まだまだピントが甘い。修行が足りない。
13:30 旧高取邸
旧高取邸は肥前の炭鉱王こと「高取伊好」の邸宅。明治期から昭和初期にかけて増改築が繰り返され、最大規模だった頃を再現・保全され一般公開されている。
見学料は一般520円で中は写真撮影禁止。
広大な屋敷には和洋を織り交ぜた様々な趣向が凝らされており、また大広間棟の能舞台や杉戸絵、欄間の意匠も見応え抜群の素敵な邸宅だった。
14:00 西ノ浜
旧高取邸を後にし、唐津城へ向かう道中、ふと海岸が見えたので寄ってみた。
14:30 唐津城
西ノ浜を抜け唐津城へ。天守前広場行きのエレベーターがあり、だいぶ心が揺らいだが歩いて階段を登る。
階段で登ったおかげで良い苔と出会えた。
たぶん城の写真より苔の写真の方が多い。
中腹の広場に到着。立派な天守が望める。
本当は天守に登りたかったが、団体ツアーの観光客と被り、とんでもなく混んでいたので断念した。またの機会に。
15:00 京町
お腹が空いたのでカフェでも探そうと京町の商店街に向かった。
ふらついていると「KARAE」という施設を見つけた。ホテル併設の複合商業施設らしい。
施設内のカフェ「KARAE TABLE」へ入り、アイスの抹茶ラテとチーズケーキを注文。
この日は最高気温17度と、厚手セーター+チェスターコートでは少し、いやだいぶ暑かったので、冷たい飲み物が身に沁みた。朝は寒かったのに…。
16:00 唐津焼総合展示場・販売場 / 曳山展示場
休憩を終え曳山展示場へ向かっていると、同じ建物に「唐津焼総合展示場」を見つけた。せっかくなら唐津焼を見ようと中へ。
「展示」されている焼き物を眺めているとどれにも値札が付いていた。ん?と思い施設名をよく見ると「展示場・販売場」とあり、どうやら販売もしているようだった。
なるほど〜と思いながら焼き物を見ていると、とても素敵なコップを見つけた。目下コップを探していることもあり、気に入った色彩・手を出せる値段・ちょうどいいサイズ感の三拍子揃っていたので勢いで購入した。
今このコップで抹茶ラテを飲みながら旅行記を書いている。いい買い物をした。
コップを抱え、いざ曳山展示場へ。見学料は310円。
dp1 Quattro では端から端まで映りきらなかった。
1階から曳山を眺め、2階でパネルと紹介映像を見た。唐津くんちでは「曳山」で「やま」と読むそう。「山車」で「だし」だったり「やま」だったり、「車山」で「やま」だったりと地域差が大きく面白い。
いつかは唐津くんちも見に行きたい。
17:00 唐津駅
唐津駅へ戻り帰路へ着く。良い焼き物も手に入れ、良い写真も撮れ、今回もいい旅だった。
これにて佐賀県編終了。九州未踏破県制覇まで、残すは宮崎!