大阪市市民局ダイバーシティ推進室様に取材をしていただきました。
日時:2022年1月29日(土)
場所:新東三国社会福祉会館
大阪市市民局ダイバーシティ推進室様に新東三国地域を取材していただきました。
まず最初に、今回のテーマである地域における男女共同参画推進の取り組みの背景として、大阪市男女共同参画基本計画(令和3年〜7年度)についての説明をしていただきました。
大阪市男女共同参画基本計画~第3次大阪市男女きらめき計画~
大阪市男女共同参画基本計画~第3次大阪市男女きらめき計画~【概要版】
「大阪市男女共同参画基本計画〜第3次大阪市男女きらめき計画〜」概要リーフレット
近年は社会の多くの分野で男女共同参画の視点を入れた取り組みや女性の参画、活躍が進むなど、男女共同参画社会の実現に向けて、一定の進展が見られているそうです。
しかしながら、指導的地位おいて女性の占める割合は依然として低く、固定的な性別役割分担意識も根強く残っているなどの課題が残されていて、引き続き取組みが必要とのことで、さらなる施策の推進のために令和3年3月、「大阪市男女共同参画基本計画〜第3次大阪市男女きらめき計画〜」を策定したそうです。
あらゆる分野における女性の参画拡大の推進のため、⑴女性の地域活動への参画促進のための環境づくりや、⑵地域で活躍する女性の育成・支援に具体的に取組み、成果指標として、「地域活動において女性の参画が進んでいると答えた市民の割合が60%という目標値があるそうです。
上記の計画では、地域活動においても女性の参画の促進を目指していて、新東三国地域はその先駆的な地域と評価していただき、取組みについて直接意見交換がしたいとのご意向で本日のご来館に至ったということです。
冒頭、地区防災計画のデザインがいわゆる防災一色ではない点や、日々の地域活動についての細やかな情報発信、外部に活動の見える化などの点について評価していただきました。
新東三国地域地区防災計画2021年3月
意見交換会では、
なぜ新東三国地域は、役員の数も男女のバランスが取れていたり、活動の方針決定過程においても女性の意見が多く取り入れられているのかなどの質問がありました。
女性の意見を多く取り入れていることについては、「女性だから」、「男性だから」という意識はなく、「こんなことやりたい」「こういうふうにやり方を変えたい」は男女、年齢に関わらず大歓迎で、「とにかくやってみる」「失敗を恐れずに挑戦する」方針であること、女性役員からも、提案することが採用されるので、なんでも発言しやすい環境であることことをお話ししました。
地域活動で女性が方針決定の場に居ることについても、男女半々と意識したわけではなく、地域活動協議会、社会福祉協議会の役員は男女半々、連合振興町会の町会長は来年度は11町会中女性会長が6名と女性の方が多くなるのは、適材適所の結果であるとの考えをお伝えしました。
男女にかぎらず、多様性を重視していることとして、コロナ禍の中で生まれたフードロスマルシェも、引きこもり高齢者の皆さんに地域デビューをしてもらうことからスタートしましたが、第3弾では子供会もブースを出し、子どもたちの遊ぶ場も提供できればと考えているなど、ターゲットを絞らずに、子どもも大人も一緒に集える場の提供に進化していて、私たちの地域活動らしいエピソードもお伝えする事ができました。
大阪市では企業、地域、若者といったさまざまな切り口で女性の活躍を応援する「きらめく女性の応援ひろば〜未来へレディGo!〜」という女性活躍推進ポータルサイトがあります。
女性活躍推進ポータルサイト「きらめく女性の応援ひろば〜未来へレディGo!〜」
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