XR Kaigi 2020に登壇しました
2020/12/8から開催された3日間のテックカンファレンス XR Kaigi 2020に『仮想カメラで切り開く拡張現実の世界』というタイトルで登壇しました。macOSでの仮想カメラ実装方法の説明と仮想カメラを入口とした現実拡張表現について解説する内容です。
講演情報
https://xrkaigi.com/2020/session/ab22f7215c01.html
スライド
https://speakerdeck.com/satoshi0212/jia-xiang-kameradeqie-rikai-kukuo-zhang-xian-shi-falseshi-jie
サンプルソース
macOS用仮想カメラの最小実装。動作手順もあります。
NDI SDKをSwiftから使用しiPhoneで動作させる最小実装。Swiftから使うソースは世の中になかったので貴重。数ヶ月前の自分に与えたい。
macOSでケーブル接続したiPhoneの画面をリアルタイムに取得するサンプル実装。一部開発者に大好評。
感想
昨年大盛りあがりだったXR Kaigi。登壇内容も水準が高く次こそ登壇したいと思っていました。CfP期間があり登壇希望者を受け付けていたので練ったプロポーザルを2件提出。無事登壇依頼が来て参加する形となりました。もう1件はiOSのApp ClipsとQuick Lookの活用についてです。ARと相性が良いのですよ。
今年はオンライン開催ということで事前録画した動画を提出する形。この動画作成にめっちゃ苦戦しました。Youtube発信をしている関係で機材と動画作成、編集スキルはありましたが5分ではなく45分枠。なかなか思う品質に仕上がらない。何度も録画と台本更新と構成変更を繰り返し、最後の2日でやっとクオリティを保てる進め方にたどり着けました。自分の場合はスライドありきで組んでしまう方式。スライドを仕上げる過程で説明文章が脳内に湧き出てくるためそれを記録してポイントだけ残すように。もう少し練習したらケバ(えー、あー)が減らせると思う。テキストでの説明をつけることでようやく人前に出せるくらいになった感。ここはやる度に良くなっていくはず。念と独自性は込めることができた!
来年もARや現実拡張を軸に発信を続け、機会あればデモや解説や登壇していきたい。面白い実装や地平の拡がりを届けていきたいと思います。