ヒプノシスマイクにハマって二次創作の同人誌を初めて作った話
3年前、突然ヒプノシスマイクにハマった。当時の気持ちや状況は以下。
3年経っても、相変わらずヒプノシスマイクが好きだし毎日聞いている。ただ、新しい情報を仕入れることを積極的に行ってはいなかったし、ライブに行ったこともない。楽曲があれば満足だったので、Spotifyで延々聞いていた。それが、あることがきっかけになり、本格的にハマろうと思った。沼に頭まで浸かる覚悟を決めた。
以前、「ヒプマイのキャラクターが好きな映画」というのをぼんやり考えていた。Twitterに書いたと思う。そのアイディアをふくらませて、同人誌を作ろう、と思い立ったのが、2023年7月4日のことである。先に言うと、原稿はさきほど入稿した。
18人のキャラクターが2本ずつレビューする形なので、36本の映画を観たことになる。もちろん、以前観たものも多く入っているから、実際に今回初めて観た映画は10本程度かと思う。ちなみに、好きそうな映画を考えるのが一番むずかしかったのは二郎だった。次が空却である。空却に映画を観ているイメージがなかったし、いざ書こうとしたら空却のオリジナル説法を考えられず、ちょっと違和感があるかもしれない。推しなのにねえ。
私は同人誌をたまに作るのだが、だいたい1日で終わる内容のものが多かった(ニコラス・ケイジ本にはかなりの時間がかかったが)。それが、今回は1日なんかで出来るわけのない内容だったので、19日くらいかかっている。
かんたんな絵なら描けるので、表紙や挿絵も自分で描いた(ペンタブの安いのを買ったので、これきりにせず続けて絵を描いていきたいと思っている)。びっくりするくらい肩が凝るが……。
タイトルにも書いたが、二次創作の同人誌を作るのは初めてだ。若い頃も同人はやっていたのだが、創作少女向け(エロのない)でイラスト集ばかりを出していた。年を取ってから作った同人誌は「ゲロを吐くシーンがある映画で面白いの教えて」とか、『オズの魔法使』『ミッドサマー』のレビューとかだった。これも二次創作のうちに入るかもしれないが、私にとってはちょっと違う。
キャラが好きなものを深く考えることにより、各キャラへの理解度が深まった。全員を映画好きにしてしまったのは、人によっては解釈違いととらえられるかもしれないが、ご容赦いただきたい。