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稽古場の居方と役職とグルーブ感。
稽古場の居方って
私はいつも難しいなーと思います。
結構人見知りなのもあり
最近は知り合いが増えて
心強いことも多いけれど
昔はビクビクしながら過ごしていました。
小中学校の頃から
誰かの役に立って存在価値を上げたい
という思想が強くて
学級委員などを進んでやるタイプでした。
役職について安心するというか。笑
平泳ぎ全然できないのに
水泳大会のメンバーが決まらなくて
じゃあやるよってやったこともあったな〜
(なんで?)
その思想は舞台のお稽古の時も
ちらほら頭にあり
歌の調整を任せてもらえるようになりたいな
と思いながら過ごしていました。
その結果現場でヴォーカルキャプテンや
歌唱指導補佐として任務を与えていただけること
が増えました。
そういうことを踏まえて信頼してもらえて
次のお仕事に繋がっていたのかなと思っています。
ただ、どこまで口出ししていいのか
とかそういうのが結構難しい。
その塩梅ってすごく、
曖昧だし余計なことは言ってはいけない。
おせっかいになってはいけない。
など色々と気を使います。
だからこそ知識が必要だなと思います。
発してる音程が違う。とかだったら
そこは正していってもいいところかな。
というか直さないといけないところ。
コーラスの場合はどうあわせていくかも
歌稽古の段階ではなかなか間に合わず
劇場に入ってから調整することもあります。
あとは音の聴き方を揃えたり。
ミュージカルって本当大変だよね。
いろんな畑からそれぞれ得意なことが違ったり
することも多いから。
ここ最近グルーブ感を大切にした方がいい
オーディションがあって
生徒さんたちが一生懸命練習していたのですが
踊れるのになかなか
歌になるとそのリズムを拾えない。
ということが結構多く出てきます。
ダンス得意な子は結構歌に苦手意識が
強い分弱気になるのも原因だと思います。
オーディションでも
ダンスは大体グループ4人とかで踊るけど
歌は1人で歌わないといけないから
そりゃハードルも上がるよね。
私も1人踊らされたら嫌だもん。笑
音とりして、気づきを与えるように
色々話しながら
曲を分析していきます。
日本版の歌唱と海外の歌唱を聴き比べると
かなり気づきは早いかも。
そんな私もなかなかグルーブ得意じゃなかったし
今ももっとやらないとって感じですが
どこにアクセントがあるのかとか
そういうことはかなり拾えるようになりました。
音楽能力の開発もやっぱりめっちゃ大事よな〜
歌習うより、そっち先の方が早いと思えば
そちらを先に教えることもあります。
だから基礎は大切だし、
まだ若い子達。小学生とか中学生の年代の子達で
ミュージカルやら音楽関係に進みたいみんなは
吹奏楽やったり、ギター、ドラム、ピアノを
習うことをお勧めします。
スーパー子役ちゃんたちは
ダンス、歌、ピアノ、バレエetc…
と多種多様な習い事をしている傾向にあります。
親御さんの努力たるや。。。
送り迎えどうなってるの?
早いに越したことはない。
大人になってなんかその辺弱いなと思うみなさんも、
今日が一番若い日。
ぜひ始めてみましょう。
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翔子