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ヨーロッパ一人旅 Vol.0

 こんにちは。
 今日から、1/31-3/4の間にヨーロッパを一人で旅したその記録として記事を書いていこうと思います。
 今回は、Vol.0ということで移動手段や宿泊先の選び方、どういった考えでこのヨーロッパ一人旅をしようと思ったのかなど、前日談的なことをここに記していきます。海外旅行、一人旅初心者の拙い文章でも大丈夫だという方は、ぜひ最後までお付き合いください。

なぜヨーロッパを一人で旅しようと思ったのか

 簡単に言ってしまえば「欧州の品格への憧れ」であると私は考えています。
 初めはかなり突発的で、「とりあえず海外に行きたい!」「日本人があまりいない場所に行きたい!」「一人で旅をしたい!」というような、かなり浅い思いつきであったのですが、旅程などを考えていくうちに自分は欧州の文化や芸術、人の品格に対しての憧れがあったのだということに気が付きました。
 かなりマイナーな考え方にはなりますが、明らかに今世界で流行しているカルチャーって米国発のものが多いです。もちろん、北米地域に留学したときはその文化を味わってとても楽しかったし、自分が聞く音楽も米国のものが多いです。しかしながら、あまりにも画一化されたその文化は、時としてうんざりしてしまうこともあります。これは文化そのものが悪いというよりは、自分がそのような文化に対して飽きが来てしまっているという意味です。

Tronto, Canada, 2019


 そこで自分が興味を持ち始めたのがヨーロッパ地域の文化でした。あそこってEUっていう共同体はあるものの、国ごとに言葉が違うことによって国によって全く違う文化が形成されているんですよね。だからフランス、オランダ、ドイツ、スウェーデンというように個々の文化が発達している国が多いように感じます。同じ英語を使うアメリカとイギリスでも全く文化の色が違いますから。
 あとはやっぱ一人旅ってなんか憧れてました。親と海外行ったり、留学で行ったり、なんだかんだ庇護がありました。でも一人旅って自己責任ですね、誰も頼ることができないし、自分しか信じられない。その言葉を返せば、全て自分の選択どおりに物事が進む。これって生きているうちで、なかなか経験できないと思います。起きる時間も、その日やることも、寝る時間も、食べるものも、全て自由です。しかも約1ヶ月間。でもこれが後で変に考え込んでしまう原因にもなりました。
 まあビッグベンとかエッフェル塔を見たいだとか、レンブラントの夜警やムンクの叫びを鑑賞したいだとか、そういう具体的なものは今回あまり語りませんが、その都度書いていこうと思います。

旅の概要

 では本題に入ります。まず旅の概要をさらっと書いておきます。

期間:1月31日(出国)〜3月4日(帰国)
都市(国):
ロンドン(イギリス)2/1-2/6
パリ(フランス)2/6-2/11
ボルドー(フランス)2/11-2/13
ブリュッセル(ベルギー)2/14-2/15
アムステルダム(オランダ)2/15-2/17
ベルリン(ドイツ)2/18-2/20
コペンハーゲン(デンマーク)2/20-2/22
マルメー(スウェーデン)2/22
オスロ(ノルウェー)2/23-2/26、3/1-3/2
トロムソ(ノルウェー)2/26-3/1

 この旅は2022年の5月あたりから計画し始めました。初めは西ヨーロッパを何カ国かまわってから、トルコを経由してイスラエル、エジプトくらいまで行こうかなとか考えてましたが、さすがに高すぎて断念しました。でも諦めてないので、卒業前にでも行くつもりです。
 ヨーロッパ圏内に定まってからは、北に行くのか、南に行くのか、それとも東に行くのかだいぶ迷いました。ただ個人的に、小さい頃から北欧に対してずっと行きたい思いがあったので、北にしました。イタリア、スペイン、スイス、クロアチアなど魅力的な国もまだまだあるので、またの機会に。
 ボルドーとトロムソ以外は絶対行こうと決めていました。ボルドーは留学時代のフランス人の友達が住んでいて、お互いの予定も調整できたので行きました。実に3年ぶりの再会でした。トロムソは当初名前も知りませんでしたが、せっかくノルウェー行くなら大自然がみたいな〜と思っていろいろ探していたところ、どうやらオーロラを見ることができる場所があるらしいということで、トロムソを知りました。初めはオスロからベルゲン鉄道でベルゲンに行き、そこから飛行機で向かおうとしていましたが、時間がなかったため、ベルゲンはお預けになりました。残念。

航空券、移動手段について

 航空券は初め、Skyscannerで探していたけどこれっていわばいろんなサイトで販売されている航空券の中から最安値のものをピックして提案してくれるサービスであるため、質の悪い業者も結構混ざっています。例えばgotogateとかmytripとか検索結果で出てきますが、評判がかなり悪いです。ということで、ある程度評判が保証されているExpediaで航空券を探しました。
 まず行きの航空券はカタール航空でした。1月31日21:55に成田空港を出発し、2月1日5:00にカタールのドーハ国際空港に到着。そこから3時間5分のレイオーバーを経て、8:05に出発、その日の12:25にはロンドンのガトウィック空港に到着するというものでした。
 帰りはターキッシュエアラインズで、オスロを3月2日17:45に出発しその日の23:25にトルコのイスタンブール国際空港に到着し、15時間30分のレイオーバーを経て、3月3日14:55に出発し、3月4日の7:50に成田空港到着でした。
 金額は往復で¥180,740でした。行き帰りが別の都市になったことで少し料金が嵩んでしまったかもしれません。これはちょっと反省。
 またオスロからトロムソへの往復の航空券もExpediaで予約しました。スカンジナビア航空で金額は¥27,510でした。正直、トロムソへの移動手段は飛行機以外現実的ではなかったため、ここだけはしょうがないと考えました。

 その他の移動手段はロンドンからパリはユーロスター、パリからボルドーはTGV inoui、それ以降はすべてFlixbusです。電車の予約サイトはtrainlineで、これは欧州でのチケット予約サイトとしては有名だそうです。他にOmioとかもありますが、これといって変わる部分は少ないと思います。Flixbusは公式サイトで予約しました。
  航空券以外の移動のチケットは出発の一ヶ月前から予約し始めました。以下にすべての金額を記しておきます。単位はすべて円です。

  • ユーロスター:14,494

  • TGV inoui:6,533

  • Flixbus(Bordeaux to Brussels):5,278

  • Flixbus(Brussels to Amsterdam):1,140

  • Flixbus(Amsterdam to Berlin):5,703

  • Flixbus(Berlin to Copenhagen):3,684

  • Flixbus(Copenhagen to Oslo):バウチャーを使ったので不明、確か5000円くらい

 移動手段についてですが、自分は後半ほぼほぼ夜行バスでしたが、お尻がめちゃくちゃ痛かったです。まあ自明なんですが。。。
 ちょくちょく電車を挟むくらいの旅程でいいと思います。そのほうが気持ち的にも楽ですし、身体にもそのほうがベターです。実際、夜行バスで朝着いて、ホステルに荷物を置くまでがかなりきつかったです。チェックアウトも基本的に午後だし。

宿泊先について

 ここでは具体的にどこを選んだかというよりも、どのような基準で選んだかという条件的な部分を書きたいと思います。一気に書いてしまうと、治安、交通の便、キッチンの有無です。きれいかどうかも重視する人はいると思いますが、それって基準が人によってまちまちなのでここではあまり述べません。きれいさは写真を見て判断するよりもレビューを見て判断するほうが早いと感じました。当たり前ですが、写真はその施設がきれいに写さないわけがないので、あまり参考にならなかったです。
 治安についてはある程度大きな都市だと英語の記事や日本語の記事もあるので、探してみて、そのエリアに当てはまっていたら避けるべきです。しかしながら交通の便、価格などとの考慮により治安があまり良くないエリアにあるホステルをパリとベルリンでは予約しました。ちなみにパリはかの悪名高いGare du nodeが位置する10区、ベルリンは薬物の売買が多いナイトクラブが集まるエリアのWarschauer Straße駅周辺のホステルを選びました。
 治安が良い悪いは個人の体感によりますが、危害を加えられるような危険は旅の中で感じたことはありませんでした。強いて言えばタバコをたかられるくらい。
 しかしながらすべてを重視していると、価格がとんでもないことになりますので、ある程度の妥協をしつつ、自分の予算内で最大限基準を満たす宿泊地を選ぶべきです。ちなみにBooking.comで予約しました。ここは予約するにつれてポイントが加算されて、アップグレードされ割引などを受けることができるのでおすすめです。
 キッチンの有無についてですが、ヨーロッパは物価が高いため外食もべらぼうに高いです。よって自炊をメインにしようと考えていたため、キッチンの有無を重視しましたが、この条件は最後の方へ後回ししてしまっても構わないと思います。

 ここまで丁寧に書いたはいいものの、なんせ文章が下手で話もかなりブレブレなので、読みにくかったと思います。すみません。。。
 これからなんとか頑張って、旅行記を書いていきますがかなりラフに自分の意見を述べ、写真を載せるだけのゆるいnoteになると思います。それでも大丈夫だという方は、この先もどうぞよろしくおねがいします。


Berlin, Germany, 2023

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