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小さな命を生かす、ということ

母になった瞬間から、
重圧がすごいなぁ、と思ったおはなしです。

今日、たまたま
産後まもなく1ヶ月のお友だちの顔が
ふと浮かんで、連絡してみました^^

ちょうど、里帰りが終わって、
更なる新しい生活に奮闘中の頃。

わたしは、
この時期がとても大変だったな〜 
と思いながら…

初めての育児では、
・息子の病気の経過観察で通院が必要だったこと
・北海道での大きな地震
があり、3ヶ月頃まで実家で過ごしていました。

ようやく新しい生活を始めた頃は
ちょうど、夫が1年で1番忙しい時期でした。
(息子が生まれた年から新しい職場で、
家族揃って右も左もわからず、
毎日必死に生きていました。)

"育児"という未知の経験
初心者マークの新人さんが
いきなり世に放り出される。
それは
退院だったり里帰りが終わる時だったりと
時期はバラバラですが、
まだ身体も万全でない中
不慣れな"育児"に加えて"家事"が加わります。


毎日毎日、「今日なにしてたっけ…」状態。
長くも、あっという間の一日。

そんな生活に少し慣れてきた頃に
パートナーから当たり前とされたとき
(その生活を維持している状態)に
今まで頑張ってきたママさんが
崩れるのだと思います。
イラッとしたり、悲しくなったり、自責したり。

自分が何かしてあげないと、
消えてしまいそうな小さな命。

1人の人を毎日生かす、
毎日が無事に終わるって
全然当たり前じゃないし、とても大変なこと。

里帰り中も、ありがたみは感じるけれど
自分の家に戻った後は、
よりありがたみを感じたのを覚えています。

ご飯を作ってくれる。
掃除をしてくれる。
お風呂を洗って沸かしてくれる。
洗濯をしてくれる。
話す人がいる。

私の親も働きながらだったので、
わたしも全てしていましたが
やっぱり、ちょっとやってくれる人がいる
ちょっと話す人がいるだけで
全然心持ちが違う。

なにより、小さな命を
一人で背負わなくて良い雰囲気こそ、
ありがたみを感じていたのかもしれません。

命を生かすって
それ以上のことはありません。

でも、大変さって埋もれてしまいがち。
旦那さんの
「今日1日何してたの?」に傷つきます。

ずっと家の中で孤独や不安を感じながら
社会的にも切り離されてしまったような、
なんとも言えない気持ちがあります。

わたしも、今思えば 産後うつだったと思うな。

保育士だったんだし、ちゃんとしなくちゃ(何を)

寮生も家に入ってくるし、家きれいにしなきゃ(別に綺麗じゃなくても大丈夫)

夫も初めての仕事で手を差し伸べられない状況(これはきつかった)

そして何より、山の上に私たちだけ。
お隣さんなければ、ご近所さんもいなかった。
スーパーもコンビニも、
車で山を降りないと出掛けられなかった。
車の経験が浅かった&産後の精神状態で
出かけよう と思うところまでいきませんでした。

そしてこんな時代だからこそ、
"誰かと繋がっていられる"
とても大切なことだと思います。

今日は、友だちと
インスタでの活動で繋がった方と
同じようなおはなしをする機会があったので、唐突ですがこんなお話を書いてみました。

育児は、みんなで支え合ってするもの◎

しかし、今の世の中
直接手を差し伸べることが難しいです…
せめて、声だけでも。心だけでも。
必要とする誰かに、届きますように。

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