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おもちゃのいらない最強育児

日本の伝統育児法

日本には、伝統的な育児方法があります。
それは、肌と肌のふれあい育児、です。
べったり育児、とも呼ばれています。
抱っこ、おんぶ、添い寝などを
たくさんします。
奈良時代頃から続くこの育児方法は、
今も、脈々と受け継がれています。

心(脳)が育つときとは

子どもは、
・心地よく感じること
・五感を刺激する実体験をすること
によって、脳が発達していきます。
信頼している、自分を愛してくれる親が
優しい声で語りかけたり、歌ったり、
あたたかい肌が触れたりするだけで、
心地よく感じて成長していくのです。
おもちゃなんかよりも、
大好きな人の声、肌、歌。
育児に大切な道具は、
あれもこれもと欲張らなくても
赤ちゃんが生まれた時から
すぐ近くに備わっているのです。

すごいぞ日本の育児

昔ながらの自然の中で育まれる
心地よい経験は、
子どもにとって栄養の宝庫です。
人情味に溢れて、
心の触れ合いがある日本の文化。
あたたかく、優しく、穏やかな日本の育児。
人と人との心地よい繋がりの中で、
自己肯定感は育まれます。
おもちゃがない時代でも、
人はたくましく育っていきました。

革新的 西欧の育児法

そこに、西欧の育児法が日本に渡ってきます。
ワトソン(心理学者)の「触れない育児」は、
抱き癖がつくので、
あまり抱いたりキスをしないなどの論を唱え、
スポック博士(医者)は、
「泣く子をしつけるには、
彼らを一人で部屋の中に
入れておいた方が良い」など。
日本が今まで行ってきた育児と真逆なのです…
最近よく目にする寝んトレ
(寝んねトレーニング)も
西欧の理論が元となっているかと思います。

現代を取り巻く日本の育児

さまざまな情報が飛び交う、
SNSありきの育児。
『○○法子育て』 『○○レポ』などの
育児系の投稿をみることで、
早期教育や「こうでなければならない感」が
漂っています。
ベビーカーや寝んトレ、
電子メディアと触れる時間の長時間化。

日本人が、
今まで大切にしてきた育児はどこへ…

もちろん、昔のように人の手さえあれば、
心にも余裕が生まれるはずです。
電動の機械になんて頼らなくても良いのです。
一人で全てを背負い込まなくてはならない、
日本の育児背景と、様々な情報が
このような状態を
生み出していると思います。

ものが豊かにある中での育児

ものは豊かにあるけれど、人手がない。
そして、ものは豊かにあるけれど、
ただ与えるだけになっていませんか?
インスタ映え〜で満足していませんか?
おもちゃを手渡すだけでは、
子どもは成長しません。
子どもの脳や心が育つ時は、
”心地よい経験”と”五感を使った実体験”です。
どう関わったら良いのか、それは
みらいの子どもへの種まき講座
お伝えしていきます^^
(詳しくは固定記事のコンテンツ一覧から)

最強の育児って

そこで、わたしは思いました。
日本の 肌のふれあい育児 (情緒の安定)
×
海外の プラスな声かけ育児(自己肯定感を育む)
=最強の育児
 なのではないか、と。


日本人は、少し恥ずかしがり屋さんな面が
あるような気がします。
なので海外の方のようにオープンな感じで
あなたのこと世界で1番愛してるわ!などと
日常的に言うのは難しいのかもしれません…

でも。
あなたのことが、大切だよ。
あなたは、わたしのたからものなのよ。と
静かに優しく 語りかけることならできそう…
じゃないですか? ︎
日本語には、奥ゆかしさがあります。
これを機に、優しい、心地よい日本語を
一緒に集めてみませんか?

大切なわが子に、
心地よい言葉のシャワーを
たっぷりかけ続けると、
きっと、どんなところでも成長してゆける
大樹の根っこが出来上がると思うのです。

大人>子ども ではなく ヒトとヒト

でもね、
イラッとしちゃうこともあるんです、育児。
綺麗事だけでは済まされないのです。

わたしの場合ですが
寝不足・疲労・不安・空腹のどれかに
当てはまるときが多いです。

優しい言葉なんて探してられない!
優しい言葉をかけてあげられる
気持ちのゆとりがない!
こっちが泣きたい…
そんなときには、母も追い込まれています。
疲弊しているのです。
自分で自分を癒してあげることが大切です。
(自分の気質を知り、
コントロールしやすくするツール
カラーコミュニケーション診断 が便利です◎)


そして、感情で怒ってしまった時は
子どもに素直に謝ること。
大人だって失敗する。
そんな姿が見れたらいいのかな^^
日頃から、
子どもと対等に接する関係を意識する。
たくさんの時間より、心の密度。
お仕事しながらで、
一緒に過ごす時間が少なくても
子どもへの愛情はしっかり伝わります^^

育児でとても大切なこと。
モノでどうこうするわけじゃない。
おもちゃのいらない最強育児。
育児の始まりは、ヒトとヒトの
あたたかさ、心地よさだと思います。

おもちゃもいらない…とはいえ、
もちろんおもちゃ選びも大切です。
人的環境(人との関わり)と
物的環境(おもちゃや生活の場など)、
どちらもなくてはなりません。

おもちゃ選びのポイントや遊び方などは
プレママ講座 おもちゃについて
お話ししていますので、
こちらも気になる方はぜひ^^

今日もまとまらない文章に
なってしまいましたが、
ここまで読んでくださった方はいるのかな…
そんなあなたに感謝を込めて。
今日も一日、お疲れさまです。
明日も笑顔で過ごせますように^^

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