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『レッドカーペット』と僕 〜その5〜


芸人自伝、23回目となりました。
自粛期間をきっかけにこの記事を書き始めたわけですが、気付いたらこんな数字まで来ておりました。
しかも、もう夏なんですね。
何だか4月くらいから時が止まっているような感覚もあったりるするので、今が7月というのが不思議に感じられる程です。
そんなことを言っていますが、さすがに4月と今では環境もだいぶ変わってきました。
劇場やテレビ、ネットなど色んな仕事が戻ってきています。
そんな嬉しいことがある一方、悲しいかなnoteの更新頻度が低くなってしまってもいます。
春からこの夏先まで一種のライフワークだったnoteを書くという行為とちょっとした距離が生まれて来てしまっているのはちょいとブルーです。
まぁでもでも、noteで芸事を見つめ直す時間が減ってしまったってことは、本来やっていた芸人の仕事がその分僕の元にやってきているということでもあるんですけどね。
どちらも好きなものなので、何ともジレンマであります。
実際、一昨々日テレビ収録で昨日もテレビ収録、今日はコント特番の顔合わせ、そして明日19日(日)にはしずるのコント収録生配信
コントを中心とした本業が、自粛明けからかなり増えてきました。
これはやはり大変ありがたいことです。
ただ、ここがある意味正念場だとも感じております。
僕は、せっかくこの期間に出会えたnoteとの距離をこれ以上広げたくはないのです。
なので、この3ヶ月のペースとまでは行けませんが、これからもnotenoteしていく所存であります。
改めて宜しくお願いします、でございます。


さて、前回のお話の続きです。

しずるにとって初めてのゴールデン番組でのネタ収録。
その『爆笑レッドカーペット』で僕たちは“青春コント”を全力で演じきりました。
正直、かなりウケました。
正直言うとですよ、それはかなりウケました。
「確かなインパクトを与えられた」
僕はそんな感触を得ていました。
そして、それを受けて僕も池田も“お代わり”(その日の出来によってもう1本ネタが披露できるシステム)のシステムを思い出し、スタジオの裏も裏に二人で集まりました。
そこで、僕が口を開くと池田も同じように喋りかけて来ました。

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