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又吉さん 〜その1〜


芸人自伝15回目です。
改めての話になりますが、新型コロナ感染拡大に伴い4月の頭にはほとんどの仕事が泡と消えるという絶望的状況を余儀なくされました。
この影響は僕以外の多くの芸人さんも含めフリーランスの方々に多く見受けられますよね。
そんな中、何か発信して行かねば(同時に、今出来る仕事を作らねば)とこのnoteを始めました。
もう2ヶ月くらい書かせてもらってます。
それもこれもこの記事を読んでくださる皆様がいてくれるからこそのものです。
いつも、誠に本当に真摯にありがとうございます。
そんな感じで書き連ねてきて、今やこれがライフワークとなっております。
芸人にしては珍しいルーティンてやつです。
何だかその新鮮さに気持ち良くもなってきているくらいです。
そして、とうとう緊急事態宣言が解除されました。
とは言っても、ここから収束まで漕ぎ着けるにはまだまだ時間はかかりそうですが。
でも、刻一刻と状況が変わって来ているのも事実です。
そうなってくると、定期的に更新してきたこのnoteも投稿頻度が今後どうなるかわかりません。
あ、今回からもうそうなっちゃうってことではありませんよ。
いつしかこれまでみたいに満足にnoteを書くことが出来なくなるかもしれない、ならば今出来得る限りの記事を書いていこうと今一度思った次第です。
ですので、皆さんこれからもご自分のペースでこちらの記事をご愛顧ください。

さて、前回より芸人自伝第二章と題しNSCを卒業してから今までの芸人人生における印象的だった話を書いていく形となりました。
その初回は、“カリカさんとの出会い”について書かせてもらいました。
書きながら「本当に俺、カリカにメチャクチャ影響受けてんじゃん(笑)」と思いました。
なので、自分を見つめ直す良い機会だなって感じております。
そして、そんな今回ですが“又吉さん”とのお話でございます。
そう、ピースのボケ担当又吉直樹さんです。
相方が何故かニューヨークにいる又吉さんです。
4年先輩に当たるこの人には、どっからどう考えたって一番お世話になっています。
ちなみに、何の因果か又吉さんと僕は同い年でいわゆる松坂世代の人間です。
(又吉さんは高校卒業と同時にNSC入学、僕は大学卒業の年に入学なので4年の差がある)
同級生であるこの先輩にどれほど影響を受けたか、それを仮に数値化したらそれはもう天文学的数字になることでしょう。
そんなこんなで、今回の記事は3密を大幅に覆す濃密なものになりそうです。
では、どうぞ。


  
又吉さんと出会ったのは僕が芸人になって2年目の時のことでした。

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