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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【23】

2月初旬
雇用調整助成金の不正受給の件
商品管理などをしている部署に
労基のヒアリングが入った。

社長に頼まれたとはいえ
「から休業」をしており不正申請をして
初回のヒアリングで
ウソの詳言をした部署である。

ヒアリング後社長に
「会社の不利になるようなことは
一切しゃべっていません」と言っていた。
雇用調整助成金不正受給という犯罪に
加担した部門長の管轄部署です。

ここから
彼は何度も取り調べを受けていくことになる。

私と部下は残業代未払いの件で
弁護士を立てることに決めてからは
退職日の設定を検討していました。
有給休暇の消化も考え5月15日を
退職日に決めました。

その他の一部の部下にも辞めることを伝え
同日に退職届を提出することになりました。

その頃(2月初旬)仕事が終わり
自宅で休んでいると妻の携帯に義兄から電話。
義父が危篤との知らせ。
義父は数年介護施設に入っていた。

車を飛ばして病院に向かったが移動中に
再び義兄からの電話が入る。
義父は帰らぬ人となりました。

それを聞いた妻は
最期を看取ることができず
コロナの影響もあり
ろくに面会も出来なかったので
「親不孝なことをした」と
社内で大声を上げ号泣しました。
結婚してもうすぐ30年
こんな姿は見たことがなかった。

病院について義父の亡骸を見て
妻は再び大号泣していました。

妻も後に病気と闘うことになる。

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