見出し画像

初夏の天の川に撮影の仕方

天の川が撮影できたら格好いいですよね。
今回は天の川の撮影の仕方をお教えします。今回は奈良県宇陀市にある。「平成榛原子供の森」で2022年5月7日午前1:30撮影してきました。
■天の川について
天の川をとる場合、「北天の天の川」と「南天の天の川」とがあることを知っておいてください。「北天の天の川」は晴れていれば、いつでも日本で撮れます。簡単な方法は「W]の形をしたカシオペア座を撮影すれば写っています。
問題は「南天の天の川」です、この部分が銀河の一番濃い部分だからです。ここを撮りたい。
■撮影時刻 おおよその目安を書きます
1月前半は夜明けのころと天の川が重なるのでうまく撮れません。
1月後半 午前5時ころに天の川のもっとも濃い部分が現れます。
3月後半 午前3時ころがチャンスです
5月 午前1時ころがチャンスです

天の川の環境について

■天の川の撮影環境
まず光害(ひかりがい)の少ない場所を選び。上記の時刻に南の空を見上げます。南の空の地平線付近に「T字」型をしたさそり座が見えたらOKです。さそり座は赤い「アンタレス」という星が目印です。
■カメラの設定
カメラの設定は以下の通りとしました。
1.Nikon D850/Nikkor 24~70mm(f2.8)24mmで撮影
2.三脚、レリーズは必須です
3.ピントは手間の木に合わせました
4.後の画像補正を考えてRAWで撮影
5.ISO6000,f4,シャッターは10秒です。
なぜ10秒なのかというと、13秒以上開くと星が動きますから。

奈良県宇陀市からの天の川

■天の川をくっきり表現するためには
photoshopの「かすみ除去機能」を使いました。





いいなと思ったら応援しよう!