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勝沼のぶどう農家を訪ねて、現代農業の課題を知った

勝沼のぶどう農家のコンサルティングで関与しています。関与先の「天野ぶどう園」を訪問して、天野さんの意見を聞き、圃場を見せてもらいました。

ちょうどお父さんがぶどうの蔓の剪定中でした。天野さん本社は図の

剪定中のぶどうのつる

バイパスの高架下あたりにあります。
お父さんが蔓の剪定作業中でした。

93歳、現役のお父さん

このようにお元気であってもさすがに90歳を超えています。高齢化の進展を感じます
別の圃場も見せていただきました。かなりの傾斜です。

援農ボランティアを受け入れている圃場もうかがいました
動画でもお分かりいただけるようにかなりの傾斜です。

南アルプスを一望にする勝沼(写真は勝沼ぶどう郷駅から)

しかし、この傾斜のおかげで、ぶどうの消毒が大変らしい、ピオーネなどは年8回も消毒する。高級ブドウはこの傾斜地で作るのは大変で、消毒の回数の少ないワイン用であるとかデラウェアなどの品種に限られるそうです。

傾斜のきつい圃場

我々消費者は食べるだけで、高い、安い、まずい、うまい。などと言っていればよいけれど。その職を支えている農家は
1.高齢化、後継者不足、親の労働力補完のため展示会出展手控え
2.地勢的労働生産性の低さ
3.消毒のなどの作業効率
4.コロナによる展示会の開催減少による売上減少
5.展示会出展費がかさむ
等に悩まされています。

当社ではデジタルで、集客して、またデジタルで売ることのお助けをできればと思っているのです。

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