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キャッツ静岡公演期間中、お店の壁を「みんなで感想を言い合うボード」にしてみたら、たくさんの出会いに満ちた幸せな夏になった話。

静岡では今年、10年ぶりに劇団四季の「キャッツ」ロングラン公演がありました。しずおかのひみつがある「北街道」は、その会場となる静岡市民文化会館への通り道。

そこで静岡のガラス屋・佐藤ガラス店さんが北街道周辺のお店のショーウィンドウに、合計20匹のキャッツを描いてくれたのです。もちろんボランティア。「ようこそ」の気持ちを込めたファンアート。しずおかのひみつに描いてくれた時の様子はこちら。

そんな猫イラストを、ファンの皆さんが足を止めて嬉しそうに写真を撮っていく様子を見たり、勇気を出して(笑)店内に入ってくださったお客様から公演の感想などをお聞きするうちに、なんか、できないかなあと考えたのが「みんなで感想を言い合うボード」のはじまりでした。

誰も書いてくれなかったらどうしようと思いつつ、でも「もしあったら私、書きます!」と言ってくださったお客様に背中を押していただいた気持ちで、ともかくまずは自分の感想を書いてみたのでした。"あと5回観たい!"と。

・・・そしたらいつの間にか隣に"わたしも!!"とコメントが!!

うおおおお!となった瞬間

反応してくださったことも、キャッツを真ん中にコミュニケーションをとれたことも、すごく嬉しくて興奮した瞬間でした。

それからというもの、キャッツ鑑賞の帰り道にペンをとってくださる方が続々と。県内はもちろん、愛知・三重・東京・石川(!)などなど遠近各地からお越しのファンのみなさんが、愛にあふれたメッセージを残してくださいました。

時には、たまたま同じタイミングで書いている初対面の方々の間でキャッツトークが始まったり、しずおかのひみつの常連さんも交えて静岡やお客様の地元の話に花が咲いたり。何度もお店に足を運んでくださった方も。。

なんとキャッツの原作本をお店にプレゼントしてくださった愛知のファン様!

そうそう、店内に飾らせていただいた作家・冨山竜一さんによるラム・タム・タガーをモチーフにしたファンアートもお楽しみいただきました。

360度かわいいラム・タム・タガー

感想を寄せてくださったみなさん、読んで楽しんでくださったみなさん、改めてありがとうございました。ぎっしりと書かれたメッセージを見ながら、たくさんの出会いに満ちた幸せな夏を振り返っています。

全ての源である素晴らしい公演を静岡に届けてくださった劇団四季のみなさんにも、どうかこの熱量が伝わりますように・・・!

北街道にお店構えてよかった!!

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