たぬき探偵ジェリー
この写真に写っている、どうぶつの森にでも出てきそうなキャラクターは「たぬき探偵ジェリー」。静岡ローカルホームセンター「ジャンボエンチョー」のマスコットである。
こいつ、一見するとまるで探偵に見えない。オーバーオール、キャップ帽姿で板とトンカチを持っているその姿は、どちらかというと日曜大工の親父である。
なぜジェリーという名前になったかも不明で、たまに店内の宣伝アナウンスに声だけで登場する。相棒と紹介されているメロンとかいう小型爬虫類に至っては、声での出演すらないので完全に空気。
で、
店内でこいつの自己紹介に耳を傾けてみると、もともとは人間だったらしいのだが、何者かによってタヌキの姿に変えられてしまったらしい。
これはかの有名な子供の姿にされてしまった名探偵の設定を、そのままタヌキに変えてぶち込んだだけかと思われる。しかし、犯人連中の素性を一切つかめていないところから察するに、かなりの無能探偵である。
おまけに、「いつも自分では分からないから、みんなに謎を解いてもらってるんだ」などと堂々とのたまわっている。こいつは探偵に向いていないのではなかろうか。
このツッコミどころ満載のジェリーであるが、ジャンボエンチョーに来るたびにいちいち注目してしまうあたり、僕はコイツのファンなんだと思う。
これからも、ツッコミを入れつつも、ジェリーの活躍をしっかりチェックしていきたい。
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