手を放すべきなのか
小学一年生の現在、毎日学校の送り迎えをしている。
1学期の面談で先生とお話した時に、送迎時は手を繋がないようにするよう言われた。
入学当初帰る方向が同じ子たちで一列になり集団下校していたが(先生が途中まで引率)私は紬の横についていた。初日、紬がいつものように手を繋ごうと手を伸ばしてきたけれど『手は繋がないで』と言われた。その先生は担任の先生ではないので、教育者としてはそういう判断をするのかもしれない。
保護者はついているけれども、あくまでも『危険がないか見守る』ということで 『一緒に登校している』のではない、ということなのだろう。多くの子達は保護者なしで登校しているのだし。
私自身まだまだ手をつなぎたい気持ちがあるし、『手を離そうね。』と言っても紬はつないできてしまう。
『学校好き』と言っているけれど、リラックスできる家とは違って不安なところもあると思う。学校に行ったら色々なことを一人で頑張らなければならない。手を繋ぎながら登校することでその気持ちを少しでも和らげることができればと思うのだけれど・・。
それを心を鬼にして手を放しているのだ。いや、正直放しがたくて通学路の後半半分くらいは繋いでいる。
手を繋がなくなってから、前よりも10分早く家を出るようになった。もしいつか一人で行く時が来たらどれだけ早く出るのだろう。
SNSを見ていると『子どもが手を繋いでくれるのは一瞬なのだからその間を大切にしましょう』、みたいに書いてあって、どっちにしたらいいんだろうと迷ってしまう。
自立を促すべきか、甘えてくれる今を満喫するのか。
結局、休みの日は普通に繋いでいるけれど、学校の日は多くの児童達に合わせて繋がない(月曜日や体調不良の時、気持ちが沈んでいる時は繋ぐ)そうやってオンとオフのメリハリをつける、ということに落ち着いた。でも実行できるかな・・・。
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