【体験記】自分との対話ー 機織りでマフラーを作ってみた@kissa elää vapaa
2024年1月5日(金)、茨城県守谷市にある
kissa elää vapaaに伺った。
そこにはたくさんの種類の糸と
4台の機織り機が並んでいた。
店主の田中 カナ子さんが優しく丁寧に
機織りの手順について教えてくださった。
私は長野県上田市で上田紬を
体験した事があり、そちらでは糸をきつく詰めて筬(おさ)をはたいていた。
今回織るのは毛糸のマフラーなので、
ふんわりとはたいた。
同じ機織りでも織るものによって、
はたき方が変わるという事実が面白かった。
最初はくすんだ水色、ワインレッド、
シルバーの毛糸で織っていたが、
途中で足りなくなってしまった。
そこで、紺、深縁、シルバーのストライプに
切り替えた。
お昼休憩にチキンココナツカレーを頂いた。
体に沁み渡る優しい味わいだった。
お正月明けだった事もあり、
近所のお客さんが、思い思いに
店内でくつろいでいるのが印象的であった。
完成したマフラーは大切な方に
差し上げる用に織ったのだが、
自分が欲しくなるくらい愛着が湧いた。
また、織り始めは端がバラついて いたが、
最後の方は美しく仕上がっており、
技術の上達を実感した。
機織りをしてみた感想としては、
渡す相手の事を思い浮かべながら、
織り機と向き合う時間は
かけがえのない思い出になった。
優しく指導してくださった田中 カナ子さん、
ありがとうございました!