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【しずくって何者?】元ひきこもりが海外で「国と国を繋げる」夢を追う

しずくって誰?なぜ「海外ビジネスコミュニケーション」について投稿しているの?そう思われた方はいらっしゃるでしょうか。

今回は、私が何者なのか、なぜ記事を投稿しているのか、少しだけ紹介させていただきます。

少しと言いながら、かなり長くなってしまったので、目次で気になるポイントがあれば、そこだけ読んでいただけたら幸いです。


簡単に自己紹介

とりあえず生い立ち~現在

私はポーランドと日本のハーフです。日本で生まれ育ち、見た目は外国人、中身は日本人。子どもの頃から漠然と「いつか日本とポーランドの架け橋になりたい」と思っていました。

中学・高校は不登校、引きこもり、友達ゼロ、学力ゼロ。高校3年生で大学に行きたいと思い、必死に勉強して何とか大学に合格しました。大学時代にバイトでお金を貯め、卒業後に一人でポーランドに移住しましたが、英語もポーランド語もゼロ。

そんな私が、日本語講師として働きながら、ワルシャワ大学の修士課程をポーランド語で修了。その後、ポーランドの日系企業で取締役専任通訳として勤務し、現在はグローバル企業で中学生レベルの英語を駆使しながら奮闘中です。

記事を投稿する理由、「言語の壁を超えた信頼関係を築くサポートをしたい」

才能も取り柄もない私ですが、日本でもポーランドでも多くの人やご縁に恵まれ、人とのつながりがあったからこそ、ここまで生きてこられたと感じています。

私の経験は決して誇れるものではありませんが、ポーランドの文化や働き方を理解することに日々必死で向き合ってきました。そして、子どもの頃に抱いた「日本とポーランドの架け橋になる」という夢を追い続けてきました。

ポーランドに来て10年が経ち、新たな夢ができました。それは、「国と国、人と人の架け橋」となることです。言語を超えたコミュニケーションの観点から、海外で働くことに関心や不安を持つ方をサポートすることです。

この記事を読んでくださっている方は、間違いなく私よりも何倍も優秀です。それでも、海外で働くことやコミュニケーションに不安を感じることがあるかもしれません。そんな皆さんが国や文化を超えて信頼関係を築くために、「明日試してみよう」と思えるヒントをお届けできたら嬉しいです。

なぜ「コミュニケーション」なのか

コミュニケーション能力はゼロからでも伸ばせる

不登校で友達ゼロだった私が、今こうしてコミュニケーションについて発信しているのは、少し不思議に思われるかもしれませんよね。

でも、人と話すのが怖くて悩んでいた私が、勇気を出して一歩踏み出したことで、大切な友人をたくさん得ることができました。つまり、コミュニケーション能力はゼロからでも伸ばせるのです。

私の場合、高校3年生になって勉強を始め、学校に顔を出すようになり、「友達を作りたい」と思うようになりました。そこで、1日1人に話しかけることを目標にしました。

たとえば、「この子は美容師になりたいって言ってたな。どんなワックスを買ったらいいか聞いてみよう」と、事前に話すトピックを決めて予習し、意を決して話しかけました。

もちろん、今まで学校にほとんど来ていなかった私が突然話しかけるので、最初はみんな驚いていました。でも、続けていくうちに、今度は相手からも話しかけてくれるようになりました。そして、私にも一緒にお昼を食べたり、放課後遊びに行く仲良しの友達ができました。

「コミュニケーションが苦手」だと感じている人ほど、相手が何を考えているのか、何が好きなのかを一生懸命考え、アンテナを張る傾向にあります。

だからこそ、努力次第で必ず伸びると信じています。

そして、これは日本語を話す人同士だけの話ではありません。言語が変わったとしても、相手を理解しようとする気持ちと努力は、積み重ねれば必ず実を結びます。

言語はツール、大切なのは理解しようとする意志

日本人とポーランド人が共に働く環境で通訳をする中で、「言語はあくまでツールであり、信頼関係さえ築けていれば、完璧でなくても十分に意思疎通ができる」と実感しました。

ポーランド語と日本語の通訳として、取締役にずっとついていました。しかし、会社経営の知識はありません。最初のうちは専門用語が分からず、相手に確認しながら進める場面もありました。それでも、日本人とポーランド人、そして通訳である私の三者が「コミュニケーションをとる」という共通の意志を持っていれば、多少時間がかかっても目的を達成することができました。

これは日本人同士でも同じことが言えます。どれほど流暢な言葉を話せても、信頼できない相手の言葉には耳を傾けたくならないですよね。一方で、言葉が不完全でも「伝えよう」という気持ちが伝わる人の話は、自然と聞く側も理解しようとするものです。

言語はコミュニケーションをスムーズにする手段の一つであり、上達することに越したことはありません。しかし、それ以上に大切なのは、信頼関係と「言葉の壁を超えて繋がろうとする意志」なのだと感じています。

文化の違いがビジネスの障害になるのはもったいない

ポーランドに来て10年間、さまざまな方とお話しする中で、とても優秀な方がポーランドの社員や同僚の言動を理解できずに悩んでいるケースを何度も目にしてきました。

私は、日本の文化や働き方には素晴らしい点がたくさんあると思っています。しかし、一歩日本を出れば、人々はまったく異なる価値観のもとで生活しています。「それは当たり前では?」と思うかもしれませんが、頭では理解していても、同じ会社で働く人がまったく違う価値観を持っていることで仕事にどのような影響があるのかは、実際に経験して初めて痛感するものです。

日本人同士でも、相手を深く理解することは簡単ではありません。ましてや、言葉や文化が違えば、そのハードルはさらに高くなります。しかし、そのハードルを超えることは、不可能ではありません。むしろ、明日からでも始められます。

私は、この10年間、毎日この課題に向き合ってきました(生きていく上で、向き合わざるを得なかったとも言えますが)。この経験を、記事を通して皆さんに共有することで、海外で働く際の不安や悩みを少しでも軽減し、文化の違いによるストレスではなく、本来のビジネスに集中できるようなお手伝いができればと思っています。

一緒に、グローバルに活躍することを目指しませんか?

私の人生には「Connection Over Perfection」という言葉がぴったりだと思っています。完璧ではなくても、人とのつながりや信頼関係が道を開くと信じています。

時には、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをし、悔しくて顔が腫れるくらい泣いたこともありました。それでも挑戦し続けた結果、夢を実現し、さらに大きな夢を抱けるようになりました。これからも、この夢に向かって進み続けます。

皆さんは間違いなく私より何倍も優秀で、私よりももっと効率よく目標を達成できるはずです。

それでも、自分に自信が持てなかったり、不安や悩みを抱えることもあるでしょう。そんな時こそ、「できないかも」「恥ずかしい」 という気持ちを手放し、完璧ではなくても、とりあえず挑戦してみてください。

絶対に、道は開けます。



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