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きっかけは一風館
結局気付けばnoteは1か月近く放置。
今年100記事宣言も、もろくも崩れ去りそうで、下半期もすでに1か月終わりを迎えてしまっている。
7月26日に31回目の誕生日を迎え、毎年ここで決意表明的なことをするのだけど、やっと。やっとこさ、これからの自分が中心につくる場のことを発表できた。
-ito-
糸は、1本だと細くて心もとないけれど、縦糸と横糸を織りなすことで、強い布になる。
複雑な織物は何色もの糸を織り交ぜて出来上がっている。
「運命の糸」のように、物事を結びつける意味合いもある。
いい巡り合わせもあれば、そのときにはよくない巡り合わせも起きるかもしれない。
しかし、その経験は必ず誰かの役に立つ時が来る。巡り合わせの場となる。
そんな願いを込めて、「-ito-」という場をひらく。
ひとりじゃできないことも、誰かとならできるはず。
あのときの一言があったから、歩み出すことができた。
私がもう一度飛び立った間の2年で得たもの。
そして、今、絶賛実家を改装中です。
クラファンもたくさんやりましたが、今回はしていません。
ただ単に、私が作りたい場所の形の理想をめいっぱい詰め込んでいて、きっと誰かが必要としてくれるだろうし、地方にはこれから、絶対に必要になる。そんな強い思い込みだけで進めています。
概要はまた改めて書くのですが、2Fは今、自宅として使おうとしていました。が、やっぱりこれはシェアハウスにしたい、という思いが噴き出しました。
1階は店舗として、2階はシェアハウスとかお試し移住受け入れとかコリビング的な役割とか良いかも。
— たかはしなぎさ (@ito_szkngs) July 30, 2019
多世代共生が個人的にテーマなので、シェアハウスはシングル親子入居と、学生と、みたいな状況すごく理想的。
部屋がとりあえず3つあるので、ドミトリー式もうまく取り入れたらどうにかなるのでは?と思いこんでいますw
地方にシェアハウスの需要がどこまであるかは置いといて(笑)
私は多世代共生が考え方の根底にあります。
ある種、スパイスカレー研究部でも「混ぜる」「混ざる」ことへ重きを置いているからこそ、楽しくやっているのももちろんで。
年代も、仕事も、生き方のバックグラウンドも違う人たちが、混ざり合う。
こういう環境って、やっぱりすごく面白い。だから刺激になる。
じゃあいつからこう思ってたんだっけ?とひも解くと、15年くらい前に遡る。
NHKの朝ドラ「ちゅらさん」が私はものすごく好きで、欠かさず見ていたし、DVD揃っていた。
そこで、主人公の家でのあたたかさや、食卓を囲むシーン、東京に出てからの一風館がキーポイントになっている。
最初は、バラバラの人たちが少しずつ歩み寄り、食卓を囲む。気付けばまるで家族のようなあたたかいコミュニケーションが始まる。
幼心に、これだ!と思っていたらしく、私は母にいつかこんな場所をつくりたい、とずっと言っていたらしい。
そんな風に言っていた気持ちはそっと忘れ、私も普通の大人になった。
大きな変化は、やっぱり無人島に行ったことだし、結婚・離婚を経験したり、シェアハウスやコワーキングスペース、イベンターという様々な経験をしたこと。
つながりとは何か、家族とは何か。そんなことを自然に考えていたように思う。
家族以上に家族になれるようなシェアハウス暮らしが個人的に好きで、
誰かと楽しく食卓を囲むことが、基本的に好きなのだ。
私のコンセプトは、2年前に見つけてからブレていない。
やりたいを、カタチに。
そして、今からひらくのは「夢を応援する場所で在り続ける」場所。
世代を超えて、人が集う。
多様な価値観が交差する。
日々の生活を、よりゆたかに。
地域の中には、必ずやりたいことを持った人がいるはず。
諦めていた夢を、小さく叶えることができる場として使ってほしい。
新しいものや人のつながりが生まれる場でありたい。
一応、秋には1Fはオープンする予定です。(詳細はまた別で)
2Fはまだ少し手を入れるところもあるので、春までには完成目指し、この半年の間に住民募集をかけようと思っています。
アドレスホッパーの人たちもとってもウェルカム!
どんな風に変化をしていくかはわからないけど、すごくすごく楽しみなのです。
一日店長やイベント利用、朝カフェスタッフもゆるーく募集しています。