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天上のバレエ・地上のダンス(95)レオタード難民

まだ昼間は暑い大阪。バレエレッスンも汗だくに。おまけにレオタード(練習着)の生地が傷んでる。
買い替えの季節がやってきた。
おわび:ダンス上達書ではありません。
(1134文字)


レオタード

バレエの練習着・レオタード。
フランス人のレオタードさんが発案したそうで、この名があります。水着のように身体にピタッと密着、筋肉や骨格のラインが丸見えのシロモノです。

子どもから大人まで、バレエのレッスンでは着用します。スポーツジムのバレエクラスでは自由なようですが。


高温多湿の日本。レオタードは、吸湿速乾性の生地でないとレッスンがツライ。夏は、ながれる汗でレオタードが重たくなります。ただでさえ自前の脂肪でカラダが重いのに。


昭和のレオタードは、ぶあつい生地で伸びない、すぐ縮む……汗じみもヒドイ。色も黒・紺・あずき色ぐらいしかなかったです。
令和のレオタードはオシャレなデザインで肌ざわりもなにもかも格段に良くなりました。



タケノコの皮をはぐように

わたしがお世話になっているスクール(大人クラス)は、練習着は、なんでもOK。入会したての初心者は身体のライン隠してレッスンしています。地味な色柄のTシャツを着てます。


どんどんバレエ沼にハマると、姿勢もよくなり、痩せて自信がついてきます。(個人差あり)


だんだんオシャレに「レオタード一丁いっちょう」になるのです。
幾重にも閉じたタケノコの皮を、1枚いちまい、はぐように。


試着必須のレオタード

夏をすぎると、レオタードがボロボロに。とくに、ことしは暑かったので。レッスンを、週1回から週2回に増やしたのもあります。
……買い替えなくては。


レオタードはバレエ・ダンス用品店で販売していますが、お値段が五桁(1万円)ぐらい……。
高いし、ちゃんと試着しないと大失敗必至。


淡い色の生地、小さな花柄プリントは、中高年が着るとビョ〜ンとのびて大きな花柄に。膨張色は、もってのほか。現実のじぶんの体型が情けない……。
試着室から意気消沈。
なにも買わないで帰宅。




レオタード難民

娘がよく買う、スマホ激安通販。こうなったらレオタードを探してもらう。
締まって見える濃い色を。
二の腕が隠れる五分袖を。
スマホの画面はちいさくモデルさんは細い。
とうぜん試着なし。

Mサイズ。いける。安い。


娘に客観的に選んでもらう。
はたして届いたレオタードは
入った! オシリも胸も楽勝だ!



えっ? 丈が短い。生地が伸びない。
股間にくい込む。
「コマネチ〜〜〜!」


通販で買うなレオタード。


しゃーない(しかたない)生地を伸ばすわ。
じぶんの胴長短足を棚に上げて
洗濯機に放りこんだ。




いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに


さいごまで お読みくださり
ありがとうございます。

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